ドラマ『空白を満たしなさい』
昨夜終了したNHK土曜ドラマです。
再放送やNHKプラスで観る事が出来ます。
出演者の柄本佑さんや阿部サダヲさんが好きな俳優という理由で観始めたのですが、内容やその演技、ドラマのテーマに惹き込まれて、毎週楽しみにしていました。
最終回という事で、様々な秘密が明らかになるのですが、何となく"あっさり"と終わってしまったな、と私は思いました。
主人公 徹生からの手紙を読む佐伯の穏やかな表情からも。
徹生も、今まで見せてきた、心の中の葛藤を封印して"良い人"になって、再び消えて行こうとしました。
多分、遺された者に対しての心遣いだと思いますが、私は何か肩透かしを食らった様に感じてしまいました。
実際に家族を突然亡くした経験があるからかもしれません。
原作も半分程度読みましたが、途中の登場人物の設定やストーリーは一部変更されていますが、
ラストはほぼ同じでした。
ただ、それ以外は、とても心に残るドラマだと思いました。
自殺という重いテーマを扱いながら、人の心の機微や、命についても深く掘り下げ、役者さんの演技もほんと素晴らしい。
録画をもう一度観返したいと思います。
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