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映画『ジョゼと虎と魚たち』

今月初旬まで、『初恋の悪魔』の観れなかった回を観る為に、huluの無料配信(10日間)を観ていました。
過去に映画館で観れなかった幾つかの作品も観た後に 昔観た『ジョゼと虎と魚たち』を。

2003/12/13劇場公開なので19年振りです。
確か“くるり”が音楽を担当しているので観に行ったと思います。
この映画の前に『きょうのできごと』の紹介が流れていて、
同じ二人の俳優(妻夫木聡,池脇千鶴)が出ていて、動物園のシーンもあるので、後日観に行った記憶があります。

チラシを ずっと本棚に貼っていました。
「忘れたい、いとおしい、忘れられない。」
毎日 眺めていました。

昔 観た時は、妻夫木聡:恒夫の中途半端な愛情と行為に、腹が立ち
「ジョゼが可哀想すぎる」と涙ぐんでいた覚えがあります。

観返した後は、池脇千鶴:ジョゼ(くみ子)の淋しさに同化しつつも、
凛とした ラストの表情に見惚れました。
ラストの恒夫のナレーション
「別れても 友達に戻れる女の子もいるが 
ジョゼは違う
僕達は もう二度と会わないだろう…」
に 胸が痛くなりました。

忘れられない映画です。

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