郭頂 『水星記』を淡い思い出とともに超意訳してみた
郭頂 による『水星記』と淡い思い出
言語交換パートナーの中国人のお兄さんがきっかけで初めて聞いた。
コロナ禍の2022年、わたしは中国語の学習を開始したが、実践相手が居なく悩んでいた。
その時、偶然出会ったのが2歳年上の日本語を勉強しているという中国人のお兄さんだ。
彼は、中国の大学院で声楽を専門的に学んでいる、芸術家の卵だ。
繊細な感性と優しい心根の持ち主で、話題が尽きることはなかった。
毎日のように、電話して言語交換をしていた。時には、液晶越しに映画鑑賞もした。時差、言