ほんとうは永遠なんてない
悲しいことも嬉しいことも、永遠には続かないんだな、と思う
暗い気持ちの闇の中にいる時はその絶望の淵を探してしまう
まるでいつまで経っても冷たい暗い海から抜け出せない気がして、焦燥感に駆られて、早く逃げ出してしまいたいと思う
だけど暗闇の中でいくら目を凝らしても、海の端は見えなくてその沼は底なしに深く感じて、いつまでも絶望の中にいるんじゃないかと不安になる
そのくせ現実は突然終わりを迎える、あの時苦しんでいたのを嘲笑うみたいに
暖かい気持ちの日差しの下にいる時はその最後を