8 『自分によって、人間不信』

去年の君も美しかった

けれどかつては、
それほど僕を困らせなかった

それが今、
君は孤独な夜の全てを奪うほど
毛布に包まれる僕を悶えさせる

その違いの要因に
若き彼の現れがあるとするならば
僕は僕を信じられない

人間を、信じられない

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