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大学について思うこと

大学は必要か否か、という議論をTwitterで見かけました。

私は大学に行ってないので必要か不要かは判断できませんが、経験上、高い学歴は端的にその人の学力の高さを知らせるツールとして有効だと思っています。

私は学歴を捨てて実力で生きていくと決めたけれど、若い頃は学歴がないことで悔しい思いをしました。
実力で生きると言っても、若い頃はその実力が乏しいので仕方ありません。

高校時代に進路を決めた時、担任から「実力が手っ取り早く分かるのが、学歴だ」と猛反対されました。その言葉の意味がよく理解できました。先生の言うとおりでした。

大学に行ってないというと今は驚かれますが、若い頃は「頭が悪い」と決め付けられました。地元なら出身高校で私の学力レベルが分かるけれど、東京では地方の高校の偏差値なんて誰も知らないので。

確かに偏差値は自慢できるほど高くは無いですが、それでも「私はこんな風にバカにされるほどバカじゃない」と反論したくなることが多々ありました。だけど東京にはそれを測る物差しがないので、マイナスイメージからのスタートが多かった。大学に行っていればバカにされなくてすんだのかも、と何度も思いました。それは事実です。

それと、良い大学は「有能な人達に出会える場」としての機能も持っていると思います。その出会いは人生を変える可能性が高いので、無視できないはずです。恩師はもちろんのこと、有能な人と友人として切磋琢磨しながら一緒に成長できるのは、素晴らしいことだと思います。

だから、必要か不要かは分かりませんが、行く能力があるなら行った方がいいと思います。

私のスタンスは「中高で学校が嫌いで進学に乗り気じゃないとか、進学に意義を見出せないなら、別の道もあるよ」です。

あまり学力が高くないなら無理に行かなくてもいいと思います。学力が能力の全てではないので。自分が持っている能力を発揮できる場所を早く見つけた方が、人生は楽しいと思います。