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TEAMシャアザクのお仕事2:不当な扱いに対する正当な抗議

TEAMシャアザクのお仕事1の続きです。

不当な扱いを受けても抗議せずに「放置するのが大人の振る舞い=空気を読まない方がダサい」という風潮、価値観を昔の人が作ったために、被害者側が「大人の振る舞い」を強要されています。スルースキルや煽り耐性という言葉が、まさにソレです。

だから、今、シャアザク達が反撃してるのをみて「相手にしなければいいのに」「ガキ」などと言う人がいるのだと思います。
正当な抗議だというのに。

「放置するのが大人の振る舞い」という価値観の根底にあるのは、加害者側への見下しです。「あんな奴らを相手にする必要はない」という見下しと切り捨て。

それに対して「そのままでいいの?」を問いかけるシャアザク達は、とても親切なのです。

どちらが相手を対等に見ているでしょうか?
どちらが社会が良くなるでしょうか?

相手にしないで放置した方が絶対に楽です。シャアザク達はそれが出来る人達です。とても賢い方々ですから。

ですが、わざわざ時間を使って、相手に気付くキッカケを作っているのです。彼らは非常に忙しい人達です。目的なく喧嘩なんかするわけありません。「不当な扱いに対する正当な抗議」をあえて見せているのです。

でも「大人の振る舞い」という価値観に縛られている人達は、自分もそれを強要されてることに気付かずに、加害者を見下すだけでなく、正当な抗議までもバカにします。

これは非常におかしいなことではないでしょうか?
私には、自分で自分の首を絞めているように見えます。

不当な扱いを受けたら抗議するのは当然、という風潮に変えた方がいいと考えています。自分も抗議できるし、される状態になった方がいい。
バランスが取れて、不要な軋轢が減って、社会の閉塞感も緩和されるはずです。

シャアザク(プロジェクトメンバー)達の反撃には目的があることを、ご理解いただけたと思います。古い価値観を壊して社会を良くするために、あえて反撃しているのです。それは、とても親切で有意義なことだと私は考えています。