社会科見学の記録:大谷資料館(2019.06.11)
以前から気になっていた大谷資料館。
世界で一番簡単に説明しますと、栃木県宇都宮市にある大谷石採掘の産業遺構です。
詳細はサイトをご覧ください。
*大谷石とは(wiki)
これが非常にフォトジェニックだという噂は聞いていて、機会があれば行ってみたいと思っていましたが、先日のニュースで宇都宮市が大谷地区の観光地化を進める計画があると知って、混む前に行くことにしました。
順調に首都高を進んでいると、
ご存知でしたか?私は初めて見て驚きました。
首都高から外れて本格的に栃木に向かいますが、高速道路の楽しみに『SA』があります。サービスエリアの非日常感が大好きです。
まずは蓮田。
無事に審査をクリアしたので、
ソースが少し辛かった(´;ω;`)
この辺りに来ると車窓の景色がかなり変わりますね。
東北出身なので(о´∀`о)
次のSA。
高速道路を降りて…
資料館は地下にあるので電波が届かなかったのですが、地下に入ってから気付いたので報告できませんでした。ご心配おかけしました。
余談ですが、歩いている3人はレザボア・ドッグスみたいでかっこよくないですか?
入った瞬間、言葉が出ませんでした。
ライトアップが絶妙で、古代の神殿ってこんな感じだったのかもしれないと感じるほどの荘厳さ・神聖さ。大げさでなく、「古代神殿をイメージしたテーマパークです」と言われても納得してしまいそうです。
とても産業遺構とは思えないのですが、これが産業の跡であることに深い感銘を覚えました。
江戸時代中期から昭和34年頃まで、採石は手掘りだったそうです。
その当時の跡。
手彫りの方法。
その後の機械掘りの跡。
手作業もすごいですし、石を切る機械を作ったこともすごいと思いますし、その痕跡の美しさもすごい。
このすごさを表現する言葉が見つかりません。
この採石場全体が荘厳で神聖で素晴らしいとしか言えない。
アート作品の展示もありました。こちらは假屋崎省吾さんの作品です。
私の影(о´∀`о)
画像は私がスマホで撮影したものです。すべて無加工です。
館内は暗かったので、ちゃんとしたカメラを持っていけば良かったと反省中。良いカメラなら館内の美しさをもっと正確に伝えられたのに…
でも自分の眼でみることが大切なので、興味のある方はご自身で体感して下さい!!本当にすごかったから!!
さて、ツイートは少し前後しますが
ロマンティックが止まっていたので、帰宅することにしました。
道路が混む前に帰りましょう!
大谷SAに寄りました。
栃木のソウルフードとして名高い『レモン牛乳』を発見!!いつか味見してみたいと思っていたので、迷わず購入。
知っている味でした。サクマの「いちごみるく飴」のレモンバージョンという感じかな?いつか検証します。
以前から「牛乳にレモンを入れたら分離してしまうだろうに、どんな製法なのだろう?」と気になっていましたが…
製法に秘密はありませんでしたー!
佐野SAに寄りました。
SAの軒下でたくさんのツバメが子育てしていました。驚くくらいにたくさんの巣がありました。巣が落ちないようにガードが取り付けられていて、人と野生が共存していました。
*下にいる人が汚れるのを防ぐ目的の方が大きいかもしれません。
そこを選んで留まったの?と聞きたくなるくらい、完璧なカラーリングおそろいでした。
ツバメの尾って本当に可愛いですよね。どうしてこんな形状なんだろう?おしゃれ目的ではないでしょうが、とてもスタイリッシュですよね。燕尾服をデザインした人が真似したくなるのも分かります。
SAでしか食べないアメリカンドック。SAに行くと食べたくなるアメリカンドック。これは子供の頃からの習慣です。
アメリカンドックを食べ終わって、お土産を見ていると…
『レモン牛乳』と『とちおとめ』で何か作りたいのは分かります!分かります!
でも!!
だけど!!
…味見したいけど勇気が出ませんでした(´;ω;`)
車に戻ったら、同行してた友人からキャラメルを渡されました。
そうそう、こういうのだよね!『レモン牛乳』か『とちおとめ』の正しい利用方法よね!と思ったのですが…
パクリはダメ。
どんなパクリもダメ。
こういう企業が大嫌いです。
大谷は曇っていましたが、こちらは朝と同じくらい晴れていました。
私は、緑豊かな場所も、人の営みを感じる場所も、どちらも好きです。
今回の社会科見学はここまで。
大谷資料館は『自然を人が利用した』ということの痕跡でした。
地球にはあんな巨大な岩があること、それを人が掘って利用したこと、その遺構をさらに利用して人が感動する空間を作り上げたこと、すべてに神秘を感じます。
地球があって人がいるから出来上がった空間。
観光地化であの荘厳さと神聖さが失われないことを切に願います。
【レモン牛乳の偽物について】