心にしまった想い出
笑った横顔が照れ臭くて
ちゃんと見ることができなくて
桜を撮るふりして
あなたを見つめてた
ん?と優しげに笑う君の姿
愛おしくてたまらなかった
でも、もうきみを抱きしめることは
できないんだ
君の頭を撫でることもできない
君とは離れないといけない運命だったんだ
涙ぐみながら君の顔を見つめると
どうしたの?と私の心を探るように悲しい目をして笑う
もう、名前…呼んでもらえないんだね
ごめんね大切にできなくて
ごめんね大切に想えなくて
後から後から、たくさん沸き出す感情
どうして、あの時もっと優しく出来なかったんだろう
どうしてっ、素直になれなかったの
意地をはって怒ってばっかりだった私
もう、心は離れてしまった
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