詭弁


だあ〜〜

最近ほんっっと忙しい。本当に忙しい。

ちょっと前まで毎日暇で、ニートだと思考捗ってマイナス思考オンパレードで最低だし、遊んでくれる友達もろくに居ないしで、

自分が社会にあってもなくてもいい存在として、排泄物と二酸化炭素製造機をやりつつ、親の脛を無くなるぐらいにかじるだけの成人女性なのがとてつもなく苦痛だったのに。

でも忙しくしている方がいいな。考えなくていいのは助かる。考えなくちゃいけないことばかりだけど。思考停止しちゃお終いだけど。

いま自分が何をやっているとかを人に話すのが苦手だなと最近気づいた。

基本的には顔に穴が空くぐらいに人の目を見て話すのに、自分がやっていることの話とかになると節目がちになり、苦笑いを浮かべ、「いや、まあ…」とまるで苦言を呈すかの如くよくわからん表情と口調になってしまう。

私はいろんな人間に平等に興味がある。けれども、その人の人生とそれに伴う思考データに興味がある、というのに近い。本を読む、映画を見る、などに近い。他人の人生を覗き見して擬似体験したような気になったり、知見として得られるというのが自分にとって有益だ、と感じる。

でも、はたまた自分の人生データになると、「いや、まあ…」と言った調子である。

私は緊張すると、前髪を触りまくってしまう癖があるのも最近判明したのだけど、なんだろうな、自分は結構あけすけなタイプだと思っていただけに、「あり?自分の自信ないこと話すの私苦手だな?」と気づき始め、意外と小心者なんだな、とガッカリしたり。

3ヶ月ぶりに労働した時、まじで本当に3時間立ちっぱのマスク付けっぱが耐えられなくて、瀕死状態になり、煙草を10本ほどかちこむほど精神身体共にやられた。

しかもばりばりにシフト入れられるわ、新人いびりされるわ、で全然面白くない。全然面白くないけど、新刊を即座に確認出来たり、興味深い本を見つけ、爆買いしたり、知見にはなっているのでそこだけは良き点かもしれない。でも面白くはない(何回言う!?)

それとは逆で、最近は謎に友達からのお誘いが多くなってきたこれは嬉しい忙しさ。大学卒業してからの方が仲良くなったとかもザラにあったりで。人生何があるかわかんないね、とか思ったり。

なんかあれだな、ずっと聞いてこなかった音楽とか敬遠していたアニメを見させられたりして、「あれ結構いいじゃん」みたいになるそれに似てるな。食わず嫌い。

人生における選択にも言えることだよね、食わず嫌い。やってみなきゃわかんないことだらけだもんな。まだ世界の半分も知らない若造なんだ、人生単位で見りゃ。

何も知らない。

23ってもっと大人だと思ってたな。酸いも甘いも噛み分けて、しっかりした社会人、みたいな。

みんなきっと子供なんだ。大人ぶるのが上手な子供たち。そう思うと人間ってかわいい。

だけど、悪口を言うことで自分が勝った気になるのか、気持ち良さそうに嬉々として陰口を叩いているあの職場の人みたいに、倍以上の年数生きてきて私もあれだったら超悲しい。超悲しいので思考停止はやっぱり駄目。いや思考停止というか、文句だけは一丁前に言って、自分では何もしない出来ないみたいなのにはなっちゃいけないな、と思う。

身の丈にあった暮らし、立派な大人になりたい。

自立と自由、永遠のテーマ。

頑張ろうね





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