3/26_山

最近のマイブームはもっぱら登山だ。
まあ、行きつけの山は 登山と言うには少し標高が低いらしいが、わたしは登山と認定している。

2週に1度のペースで 朝か夜か分からない時間に起き、その山に赴いている。

ハマったきっかけは、最近(とはいっても半年前)行った初めての登山が思いのほか楽しかったからである。

その時は元登山部のお友達がいろはを教えてくれ、様々な登山グッズを集めたのだが、もうこの時点で楽しかった。

登山リュックと言っても様々な種類があり、登山靴も同様、熊よけの鈴の音にも種類があるのだ。
色んな商品を見るだけで楽しかった。

その中でも鈴は特に良かった。

店員さんが"音色が違う"という3種類の鈴を眼前に置いてくれ、ひとつずつ鳴らしてくれたのだ。

①「ひとつめはカランカランです」
そう言われひとつめの鈴を鳴らしてくれたのだが、まあそれが私にはチリンチリンとしか聴こえない。

②「ふたつめはチリンチリン」
…まあ嫌な予感はしていたが、案の定こちらはカランカランである。
チリンチリンとカランカランの違いを言語化出来ないのが辛いが、あの音をGoogleさんが文字起こししたら、絶対にカランカラン。

③「みっつめはカンカンです」
おお、これは確かにカンカン。しかし明らかに店員さんの鈴を持つ手の振りが激しい。
結局鳴らし方じゃん!と内心突っ込んだ。

どれにします?と店員さん。
わたしはフィーリングで
「カランカランのやつください」と伝えた。

その後、店員さんが渡してくれた鈴が"②チリンチリン"であることに気づいたのは、自宅で試し鳴らしをしたときである。

そんな紆余曲折(大袈裟)を経て登山当日。

当日も元登山部のお友達が沢山サポートしてくれたのだが、本当に楽しかった。じわじわと、沁み渡る楽しさがあった。

普段の生活で音楽を聴きっぱなしな私には、
あの 鳥のさえずりと、自身と友達の足音しか聴こえない空間が新鮮だった。

そして頂上に着いた時の達成感。
初登山のステージに友達が選んでくれたこの山からの見える駿河湾が本当に美しかった。

+忘れちゃいけないのが、頂上で食べるおにぎりのまあおいしいこと。

とまあ、日記の文字数では無くなってきたので割愛するが、本当に楽しく、新鮮で、すっかり登山の虜になってしまったのだ。
そんなわたしが目標としてる山は王岳である。

富士五湖のうち、西湖の近くにあるこの山は、
山頂から見える富士山が絶景で、近隣の山を調べる中でその写真を見た時、絶対行きたいと思った。

しかし王岳は標高1700mほどと、
行きつけの山の2.5倍ほどある。

超初心者、平地を選んで生きてきた私には、まあまあ高いハードルだと感じており、だからこそ準備はしっかり抜かりなく実施したい。

初回登山のとき、ど素人のわたしは既出の元登山部の友達を1週間前に突然登山に誘い、
登山の怖さを知るその方をめちゃくちゃバタバタさせてしまった。本当に反省した。

今回は1人での登山になりそうだが、
着々と準備を進め、無事に山頂から見える富士山を拝みたい。(まずは登山計画だ)

今日あった嬉しかったこと。
・いつも親の仇の如く吠えてくる近所の柴犬が、全く吠えずに近寄ってきてスリスリしてくれたこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?