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御神籤(おみくじ)に当り外れはない

早いもので2021年も半月を過ぎてしまいました。遅ればせながら、、、
本年もアンビエンテを宜しくお願い申し上げます。

ところで、初詣はもう行かれましたか?
私は密を避けて時差出勤ならぬ時差参拝をしてきました。破魔矢を頂戴し、御神籤をひくのが私の定番。そこで、ちょっと気になったことが……。ひいた御神籤が “ 中吉 ” だったのですが、これって“ 吉  ”の上なの? それとも下なの? と聞かれ迷ってしまいました。
大・中・小・末とある吉の中で、ただの吉はどこに位置するのか!? 

調べてみると、神社によって御神籤の内容は様々で(もちろん、その割合も!)、有名なところでは、参拝人数が日本一の明治神宮は御神籤ではなく「大御心(おおみごころ)」と呼ばれ、吉凶の順番がない神社もあります。正確には神社の方に聞くのが一番ですが、多くは 大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶 が順番のようです。

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あと、もうひとつ気になること。
大吉を出したいために何度か御神籤をひく方もいたりしますが、そもそも「大吉=当りくじ」ではありません。肝心なのはその詳細内容。一緒に和歌とその解釈なども書かれていますが、それらすべてが神仏からのメッセージなんです。

小さな紙に書かれた“ あなたへの特別なメッセージ ”。
御神籤をひくときは「当り出ろ!」なんて思わないで、アドバイスを聞くような真摯な気持ちでひきたいもの。それがどんな内容であっても、自分の行く先を照らしてくれる光になることは間違いないからです。

ちなみに御神籤を結ぶか、結ばないか……という話もよく聞きますが、持ち帰って大切にするもよし、自分の心にとどめて結んで帰ってもよしです。年のはじめに神仏から頂くメッセージ、ちゃんと受け取って日々活かしていきたいです。

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