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しめ縄・しめ飾りについて

クリスマスが終わった途端、一気にお正月モードになりました。
この「洋」から「和」へのシフトチェンジ。日本人の切り替えの早さには毎度驚かされます。欧米では、クリスマスからニューイヤーとホリデー気分が続くので、凛とした日本の「お正月」というのは、やはり特別なものだと感じます。

実は最近、「お正月飾り」を手作りする人が増えているのをご存じですか?クリスマスリースやスワッグのワークショップは前から人気でしたが、ついに「お正月飾り」も仲間入り! これもコロナ禍で生活を見直す人が増えたせいでしょうか。マスクを手作りするように、「自分らしさ」や「作る楽しさ」「無事を祈る気持ち」などが、既製品よりも熱量が多いからでしょうね。

既製品でも手作りでも、そこに「思い」があれば私は構わないと思います。そもそも、「しめ縄」「しめ飾り」の由来は「年神様(としがみさま)」をお迎えするためのもの。玄関や神棚に飾って、入っていただくのに相応しい場所にするためです。神様をお迎えする気持ちがあれば、お掃除にも気合が入りますよね。

飾り方ですが、すす払いの12月13日から31日の間に飾り始め、松の内の1月8日に飾り終えます。中には二重苦を連想する29日、一日飾りと呼ばれる31日の二日は、縁起が良くない日とされているので避けましょう。28日は末広がりにも通じると言われるので、玄関掃除だけは今日前倒しで行い無事飾ることができました。

今年のお飾りは雑貨ショップで気に入ったものを購入したのですが、地方によって形もいろいろ違うみたいで面白いですよね。たとえば、実家のある北陸では丸い茅の輪のような形に、橙をつけるタイプだったので、関東の流れるようなお飾りに伊勢海老の飾りを見たときは、「ゴージャス!」と思ったものです。皆さんのお住いの土地の「正月飾り」はどういったものですか?

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今年は世界中で大きな変化があった年でした。皆がいろんな困難にも適応し、助け合い、自分を見つめ直した年でもあったと思います。
来たる2021年が、皆さまにとって素敵な年になりますように。
そして、私たちAmbiente(アンビエンテ)は、ウェルビーイングを皆さまにお届けできるよう努めてまいります。今年もありがとうございました。


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