麻雀(その2)明大前ミスチョイス
1989年。明大前に片山先生の雀荘ミスチョイスがOPEN。
大学があった下高井戸の隣駅にこんな店ができたら通わないわけがない。当時スーパーヅガンのファンであり、先日フリーデビューしたばかりの自分はこのニュースにいろめきたった。
当時点5のフリーはあんまりなかった。
主流はいわゆるビンジャン親父雀荘だった。麻雀劇画しか読んでなかったのでフリー雀荘は怖いおじさんの巣窟のイメージしかなかった(だから当時大学生だった自分は近代麻雀の広告で調べて、点3の亜門でデビューした)。
その頃片山先生は爆発的な人気を誇っており、片山ファンが店に大勢駆けつけた。6卓くらいあったのに、当時は打ちたい人で待ち席も満杯。案内まで5人待ちですとかザラだった。あまりの人気にフライデーの記事になるほどである(記事の写真見つからず)。そんなフリー雀荘あります?
店内も当時の雀荘ではありえないお洒落な内装で、店員も若者ばかりだった。しかも学校を聞くと慶応や早稲田とか皆高学歴で。
一浪してすべり止めしか受からなかくて、拗らせてた自分は、こいつら頭も良くて、メンバーできるくらい麻雀も強いってなんなん。と正直嫉妬していた。
店長はケンジンさん。スーパーヅガンのキャラクターでも登場する人で、実在の人物なのかと驚いたのを覚えている。
(続きます)
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