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クローゼットとタンス1竿で充分としよう!

クローゼットの幅によっては倍の量が収納できるので、
一つと簡単には言えないだろう。
人によっては、オンオフの服が必要だったりするのもある。

今回の話は、ただ単にタンスや衣装ケースなどの収納を増やしたとしても、使わない服を詰め込む場所が増えるだけ、という落ちの話である。

あちこちの家に行くと、特に高齢者のお宅には
タンスが1人3〜4竿、収納用の衣装ケースが何個もある。

衣装ケースに入れた品を年2回の衣替えで移す作業をしているのだろうか?
入れ替えたとしても、果たして着用して外出した服は何着あるだろうか?
着てもいない服を、衣装ケースからタンスへ、タンスから衣装ケースへ、という作業を繰り返してはいないだろうか?
それ以前に衣装ケースに入れっぱなし、タンスの引き出しを開けても、着る事もないまま放置している服がどれだけあるだろうか?

もちろん、「全部着てますよ!」と怒る方もいそうなので、
人それぞれの適正量があるだろうから、それはそれで良いと思う。

ただ、押入れの中に詰め込んだままの衣装ケースを、何年も開けていないとか、着てもいない服を毎年入れ替えてて、それでもまだ新しい服を買っていた、という人は、ちょっと現実を受け入れて、使い切る努力をするか、手離してモノを循環させるという選択肢を考えてみても良いと思う。

私自身、人の家ばかり片づけていないで、自分の家も片づけ始めた時から、衣替えの度に、着てもいない衣類を減らし、衣装ケースを一つ捨て、二つ捨て、2年後くらいには、家の中にプラスチック製の引き出しは無くなった。

実際は週に何度も洗濯するんだし、高くて買っても着ない服は箪笥の肥やしにしかならない。5着ルールやせめて10着ルールでも良いので、把握管理できる品の中で暮らせば、片付けに追われてモノに振り回される事も無いんじゃ無いのかな?と思う。

それだけの服があっても
「着る服がない、着たい服がない」
と言って、新しい服を買い続けるとますます「もったいない」が積み重なる事となる。

さて、どこから片付けるか?
いつから片付けるか?

それによって、今後の部屋の空間が生かされる事になるか
、物置と化した部屋となるか、の境目ではないか?

何より、先送りせずに行動しないと始まらない。




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