第36回 きっこ、さみしい の巻【その3】
みちざねサン、相変わらず勉強ばかりのようです。 きっこちゃん、ついに家出を…。
3回連作「きっこ、さみしいの巻」は、今回の「その3」が最初にポンっと頭に浮かびました。 お話はサイレントです。 このお話を描きたいがために「その1」と「その2」でおちゃらけました。
島田宣来子(きっこちゃん)の想いは文字として現在、ひとつも残っていません。
しかし道真が太宰府に流されて離れ離れになった後、京から送った手紙や差し入れの内容から伺い知ることができる範囲では、とても気丈で、滅私奉公ともいえる気遣いができる人柄だったということです。 これもまたいずれマンガで描きたいと思います。
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