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第108回 鷹狩(たかがり) の巻

「鷹狩」とは、鷹を飛ばして小動物や小鳥を捕らえる狩(「鷹を狩る」のではなく「鷹を使った狩」)。

皇族・貴族たちの定番の遊びで、宇多天皇も鷹狩が大好きでした。

あるとき宇多天皇は何を思ったのか突然、殺生禁止の令を出し、食用に捕らえられていた動物たちを山野に放ちます。

ところが「宇宙人うだチャン」、その直後にフツーに鷹狩をしてしまい道真にめっちゃ怒られる…という実話が今回のネタです(なんでわざわざそんな命令を…!)。

この後も宇多帝は鷹狩を続けているところから、結局この命令はウヤムヤになったようです(のち出家を機に鷹狩を本当にやめましたが…)

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