第59回 氣比神宮 の巻 その１

道真サン、小旅行で越前国(福井県敦賀市)の気比(けひ)神宮へ。 何をお願いするのかな・・・

今回は少し珍しい道真の小旅行をネタに。

著作『菅家文草』に、道真が福井県敦賀の気比(けひ)神宮を参拝した時の詩が収録されています。

マンガは琵琶湖を眺める場面から始まりますが、これも原作の情景の１コマ。

なぜ旅行先が福井の気比神宮だったのかはわかりません。 当時交易していた渤海(ぼっかい)国の迎賓館が敦賀にあったので、下見を兼ねて神社を訪れたのかもしれません。
（のちに道真は渤海大使の接待役を担当します。）