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第113回 別巻・定省の運命(さだみのさだめ)② 『唐から来た猫の話』
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太宰府の役人が唐から来た美しい黒猫を光孝天皇に献上しました。
天皇はその猫を息子の定省(のちの宇多天皇)に与えます。
(そのとき定省は侍従=天皇の付き人をしていました)
定省は猫をかわいがり、絶賛し、あげくの果てに猫と会話し、猫の気持ちをリーディングまでしてしまいます(ヨッ、宇宙人!)。
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かと思ったら、「猫なんてつまらん生き物」「もらったからしゃーなし(関西弁)でかわいがってるだけ」と冷たく切り捨てるツンデレ日記が、千年の時空を越えて笑いを誘います。
今回のネタはそんな宇多天皇のおちゃめな(?)一面をネタにしてみました。
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