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第187回 天拝山 の巻

今回のネタは天神絵巻の伝説から。

道真は天拝山(てんぱいざんの岩の上で七日七晩、天に無実を訴え祈り続けました(当時は「天判山(てんぱんざん)」と呼ばれていました)。

願い文は天に昇り神仏に届いて道真は天神に…。そんな伝説です。

写真は天神絵巻より、天に願文を捧げて祈る道真。絵巻物によっていろんなバージョンがあって比較するのも楽しいです。

実際に道真が天拝山にのぼった史実はありません。

著書を見る限りではずーっと自宅で謹慎し、死の直前まで自身が信仰する観音に祈っていたことが書かれています。

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