日記

職場の優しかったおばあちゃんが亡くなった。
仕事の性質上利用者の死は避けては通れないもので
なんとなく慣れてきてしまった一面もある。
ただ大体予兆のようなものがあるのでなんとなくわかったりするのだが今回は全然分からなかった。
利用者の死は僕の中では特異的なもので、悲しいという感情はわかない代わりに、悲しみによく似たまだ僕の中で名前がついていない感情が奥歯のさらに奥に引っかかって噛み締めている。
話は変わり、やっぱり昨日のライブは本当に良かった。今思い返してもヒリヒリする。
昨日のライブに向かうまでの日々もマジで良かった。こんなに楽しいことって他にあるのだろうか。
今日職場で老人のこぼした尿を地べたに這いつくばって拭いている時急に僕は一体何をしているのだろうと思った。
昨日のことばっかり考えてしまう。本当の僕は一体どれなんだろう。

(今日から今日の1曲を再開します。良ければ聞いてみてください)

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