選考結果のご連絡

ずっとメールを何度も受信を更新してたのに
夕方に届いてたメールを、朝起きて布団の中で見た。

彼氏くんの誕生日の日だった。

メールを見てから、どうやって結果を伝えようか。
見た後にずっと考えていた。

社内での検討を重ねました結果、
誠に残念ではございますが、今回は採用を見送らせていただくこととなりました。

駄目でした。

運命感じた会社だったけど
やっぱり一方的に好きは、成り立たない。

あー私はいつも肝心な所を掴めない。
前もそうだった。デジャヴ。

新天地に向けての過程に満足しすぎて
頑張っている自分が楽しくなってしまって
結果に落胆。周りにも「手答えあり！」と言ってしまった自分が恥ずかしい。留意しとけよ。

バイト・インターンでも興味があれば
ぜひご連絡下さい。

と。迷う。
迷うんかいって自分でもツッコミたい。

頑張ってた自分の時は、
バイトでもいいからはたらきたい！って
自分に言い聞かせていたのに。

いざバイトとなると、不安で仕方ない。

話は聞いてみよう。
どうしようか。本当に…

彼氏くんには朝ごはんのケーキを食べながら
笑顔で結果を伝えた。

地下鉄降りて1人会社へ向かう途中
半べそになった。

力不足は重々承知のくせに
過信慢心の自分が嫌になった。
どうしてこう、謙虚になれないのか。

面接してくれた人に
何で最初にお時間頂きありがとうございますって
伝えられなかったんだろう。

何で今の会社でのことを自慢げに話してたんだろう。

しばし、整理する時間がほしい。
けど今日は彼氏くんの誕生日だ。

自分が足りない。