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4月KC結果&決戦呪眼について

あまやみです。
4月KCの結果と決戦呪眼についてです。
決戦呪眼キルルート集は長いのでこちらに分けてあります。
(最後にも同じリンクが貼ってあります)
https://note.com/amayami_d/n/n069934825935

俺の決闘は後退のネジをはずしてあるんだよ……


結果

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21位で2つ目の銀アイコン獲得!
やっと取れました。超嬉しい。
初めて取ったときから随分と成長したなあと我ながら感動しました。

使用デッキ

https://twitter.com/amayami_d/status/1384374605003907076?s=20

~1万 オノマト
~4万 呪眼
~6万5千 サイバー

構築は特に変わったところはないです。
オノマトは超普通なので省略。
呪眼とサイバーに大熱波が採用されているくらい。
先人たちが作り上げた構築が素晴らしいということです。感謝。

決戦呪眼について

ここからが本編です。

純粋にワンキルに特化させるなら、カステラアンド生もみじさんが作り上げた構築が良いと思います。(20枚,セレン3,不純物3)
EXデッキも含めて完成された構築ですね。美しい。

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ですがセレン3枚目を持ってません!!!!!
なのでずっと試行錯誤してました。

KCを経た結論としては、
・21枚でセレン3不純物4(喚忌含む)
・20枚でセレン3不純物3
・20枚でセレン2不純物4(喚忌含む)
のどれかがベストです。今のところ。

2月KC後からセレン2枚で調整し続けて、3枚が一番強いという確信を得られた時点で引きに行く覚悟をしていました。「セレン3枚目の枠は何が強いのか?」を探す旅の始まりです。
解説に移る前に、少し昔の構築を紹介します

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2020年9月のKCで使用したあばよ型の呪眼です。
(悲しみの銅アイコンでした。供養。)

当時のあばよ呪眼は既に「バジリウスは初動」と気づいて3枚に増やしていました。
でも枚数が少し厚いです。なぜかというと初手に生き物は1枚で良かったからです。
まだエクシーズ召喚が実装されておらず、モンスターを横に並べる意味が薄かったため、被ると役割がないモンスターよりも他の嵐のコストにできるカードを増やしながら初手にモンスターを引きすぎることを避けています。

それを踏まえて決戦呪眼を見てみると異質さが分かると思います。
罠を構え続けてゆっくり戦うのかワンキルに特化させるのか、と二つのデッキタイプのコンセプトが違うことを前提に話を進めます。

・喚忌の呪眼

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代用として最初に目を付けたのは2枚目の喚忌です。
呪眼カードなためゴルゴネイオのコストにでき、デッキ内の「呪眼」カードの枚数が変わりません。しかも決して劣化ではなく、喚忌2枚独自のメリットとして、

・後攻でバック干渉無しでも1妨害を踏み越えやすいこと
・精霊龍貫通ハンドのうちの一つのバジセレン喚忌が揃う確率が少し高いこと

が挙げられます。ワンキルパターンについては別でまとめてあるのでそちらを参照してください。
一つ目はサイバーや鮫に対して有効で、二つ目は青眼に有効です。相手が最初のバジリウスを止めてくれるならバウンサーも貫通します。

・狡猾な落とし穴

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1枚目は初期型、2枚目は狡猾を抜いた後です。
呪眼の研究を進めていくうちに、「これってサイチェンどうすればいいんだ?」という疑問が出てきました。とりあえず狡猾を試しながらデッキ内の不純物を4枚にしてサイチェンしやすくしましたが、メインから入れる狡猾が弱すぎました。後攻ワンキルに貢献せず、上振れ祭りな環境では先攻で置けても信頼できませんでした。欲しかった相手は鮫くらいで、その鮫もシェア率を落としてきていました。
他に考えた不純物として月の書、ライボル、深淵の宣告者がありましたが、どれも微妙にかみ合いませんでした。
気づいたことを簡潔にまとめると、

・後攻は元々強い
・狡猾は先攻で置けても微妙、後攻ならもっと弱い
・月の書は青眼とマッハ用だけどなくていい(メインギミックでなんとかなる)し、やっぱり先攻で弱い
・ライボルと深淵は先攻でゴミすぎるのとコスト重め
先攻が弱い

ということです。
先攻が弱い、というのはつまり、先攻セレン+妨害で完封できる相手が少ないということです。局所、セプスロ堕天使、バイクと聖槍など……
もちろんセレン妬絶狡猾とかセレンセレン狡猾とかできたら最強ですが、そんなの毎回できません。
いやでも妬絶強いじゃん! と思う方もいると思いますが、決戦呪眼の妬絶はオノマトのバウンサーと同じです。最低限のリソースを使って死なないように構える妨害です。ターンが返ってくるならリソースは残ってたほうがいいに決まってます。

※ただ、今回結果を残した構築の中には狡猾が入っているものも多く、まだまだ検討の余地がありそうです。環境次第ですが、僕は狡猾は弱いと思います。嵐3じゃなくても後攻で毎回引けるとか、嵐が腐りがちな環境なら嵐を減らして狡猾を入れてもいいと思います。

・大熱波(第一段階)

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(PKC使用構築。サイバーが少ないタイミングだったのでゼンマインがデッドリーシンになっている。KCではゼンマインに戻して使用。)


最初に指摘した通り、このデッキはワンキルデッキです。
なので従来型のような罠ビに寄せようとして狡猾をピン挿ししてもかみ合わず、月の書も2枚目の喚忌も後攻セプスロや後攻オノマトの前には無力。
そしてこれ以上後攻を強くする必要はなく、メインギミックではカバーしきれない、先攻で強い札が欲しい。
先攻で引けたら最強なカードってなんだ? と考えたとき、答えは一つしかありませんでした。

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大 熱 波

英語だと"Heat Wave"だそうです。そのまんまですね。
竜崎のレベルアップ報酬なのもポイント高い。
king haloさん主催のPKC直前に思いつき、早速入れたところ大活躍。
惜しくも1部4位でした。
(43戦29勝 勝率67.44%)
しかしPKCの相性表と自分が考える相性がかなり乖離していました。ここから呪眼の使い手の中でも練度に差があり、また相手の呪眼への理解度も高くないだろうと推測しました。過小評価されてから本番で増えたのはこの認識の差が原因だと思います。
king haloさんがTwitterで相性表を公開しているため言及しますが、まずオノマトとサイバーとマッハ堕天使にはこんなに負け越さないのと、青眼とサンドラにはこんなに勝ち越せません。近いのはセプスロ堕天使と炎王くらいです。
そして今回のKCで重要だった(と勝手に考えている)デッキの一貫性が決戦呪眼(with大熱波)にはあります。殆どのテーマに後攻嵐からの直接攻撃ワンキルを決められます。そういう意味では苦手なテーマはなく、コズミックサイクロンやクリボール、ホーリーライフバリアのように札で対策された方が辛かったです。

・熱波→コズ(第二段階)

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途中から増えたミラーと鮫に対して欲しかったのと、青眼とハーピィにホーリーライフバリアが入り始め、熱波を打っても罠でいなされるし(青眼はそもそも出てくる)、先攻でセットして抜けたらおいしいなと考え熱波をコズサイに変更しました。他にも巨大決戦の条件を満たしやすくなるので使い勝手のいい一枚です。またスピリットやSCを貫通するときは手札を多めに使うので、一枚で除去できるのは便利でした。嵐2コズサイ2でも良かったかもしれない。

・嵐2局所1熱波1(最終形)

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サイバーが増加したため、1枚で全てを終わらせるために局所を投入。先攻で引けたらゼンマインより硬い熱波も戻して最終形になりました。
局所2嵐1でも良いかもしれませんが、嵐で自分のカードを墓地に送ることで可能になるキルルートがあるので嵐は2枚にしています。

終わりに(呪眼の今後)

巨大決戦というスキルはそろそろ修正されてしまう気がするので、早めに次のスキルを考えておきましょう。強そうなのは、

・デュエル飯(既存のタイプ)
・イクイップチェンジ(ほぼスリカエ。英語の略称がEEEEになって面白い)
・イクイップリターン(ゴルゴネイオで何回かサーチしてから静冠の呪眼を嵐で割れば発動条件を満たしやすく、デッキリソースを回復できる)
・レベル同調(ホープレイワンキルに寄せた形)

とかでしょうか。環境が変わってもまだまだ強そうです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
KCGTも頑張ります!

決戦呪眼のキルルート集

https://note.com/amayami_d/n/n069934825935

おまけ

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日向電工「ムーンウォークフィーバー」
歌 初音ミク

youtube
https://www.youtube.com/watch?v=tcgwW3DtLeg

niconico
https://www.nicovideo.jp/watch/sm30159740

VOCALOID曲は決して万人受けするものではないと理解してはいますが、名前を載せるためにやってたみたいな部分もあるので紹介します。一番好きな曲です。語ろうとしたらめちゃくちゃ長くなるので書きません。聴けばわかる。

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