KCGT本戦1stレポート&呪眼についてのあれこれ
あまやみです。先日行われたKCGT本戦1stのレポートと、使用した呪眼デッキについて書きます。
前半部分はレポート、後半部分は呪眼についてです。
日に30時間の決闘という矛盾のみを条件に存在するデッキ
1ヶ月その拷問に耐え……
───俺は今確率を超えた!KCGTの前に立つ!
1.結果
3勝3敗、58位でした。
1戦目
うらこさん/リスタWC
初戦から悲劇の限界ミラーが発生……
限界コードからは最多の6人が出場しているから仕方ないことではある
ハンドは悪かったが、負け確盤面からプレミを誘発して捲ることに成功
2戦目
ハングルの人(読めなかった)/24枚墓所BF
事前の情報によりデッキは割れていたものの、先攻弱ハンを轢き殺されて負け
妬絶とブラフをコズ2枚で吹き飛ばされておしまい
3戦目
スガスガさん/芝不知火
後攻で嵐を引けたことに感謝
牛頭鬼を上からムキムキメデュサで殴って勝ち
ちゃんと算数ができて一安心
4戦目
ふくすけさん/悪夢WC
↑先攻でそこそこの盤面が作れたもののタイムアウト間近になり焦って死亡
しかも公式に配信されているという悪夢
醜態を晒してしまった
↑勝負を分けたのはこの場面。ライデンに妬絶を打たなかったことが負けにつながった。ウィッチクラフトを自分で回して理解度を上げておけば適切な判断ができたかもしれないと思うとただただ悔しい。
5戦目
紺双葉さん(翔太さん)/サイバー
コズサイケアで妬絶を2枚構えたものの、ゲートからのフュージョンを耐えられず負け
6戦目
Kondraさん/BF
後攻だったけど妬絶狡猾を構えて勝ち
最後の最後に良いハンドが来た
戦績
WC○
BF×
不知火○
WC×
サイバー×
BF○
2.呪眼を使った理由と使用しなかったデッキについて
理由:実装当初から回していて、見られる範囲が広かったから
新パックをがっつり剥いたのは1月のメインボックス(ロンギヌスが入ってるやつ)以来で、そろそろ超重武者以外も使いたいと思っていたら新環境が到来。ウィッチクラフトという最強のフルモンキラーが登場したことにより他のデッキを使うことを強いられました。
捕食は使ってみましたが自分の腕では強い構築にたどり着けず、SRは納得がいく構築ができたものの、環境と戦うにはパワー不足でした。残ったのはウィッチクラフトと呪眼ですが、他の人たちがウィッチクラフトを回しているのをみて、構築が定まったらパクればいいやと思い、(当時はまだ本戦の日程が出ていなかった)なんとなく使われていない方の呪眼を使い始めました。
・超重武者
一応使えるようにはしておいたが、スイスドロー6戦という少ない試合数の中で、当たったらほぼ負けが確定するテーマ(ウィッチクラフト)が環境トップなのが辛すぎるため泣く泣く候補から外した
試合中にEXデッキから見守ってくれた
・ウィッチクラフト
新パックが出てから呪眼とSRばかり回していて練度が足りなさすぎるため無しに
揃えているにもかかわらずこのデッキを回せないことを正直かなり後悔していた
SRが楽しすぎるのが悪い
・サイバー
苦手なブラマジヒーローに一矢報いるために血の涙を流しながら揃えたものの、パーツが僅かに足りないこともあり信頼し切れなかった
EXデッキに謎のチャリンコが紛れ込んでいる
かわいい。
ちなみにマジでカードがありません。デモチェ因果エアーマンはもちろん0、汎用罠もほぼ無いです(底なし0弩弓1サンブレ1)。カナディアはイラストが好みなので頑張って3枚集めました。プレマを持ってないので4枚目を買うか悩んでます。
好きで環境外デッキを使っている訳ではないですが、持ってるデッキは全部好きです。呪眼や超重を環境デッキだと思いこんで回してます。もし全てのカードを持っていたら霊獣かクリストロンを使ってたと思います。(くるくる回せて楽しそうなので)
環境デッキと呼ばれるものは現在ウィッチクラフトとサイバーくらいしか持っていません(しかも前者は上手く扱えず、後者はパーツが足りていない)。元々一つのデッキを極めるタイプだったので、いくつもデッキが使える今に違和感を感じているくらいです。手持ちのデッキで勝てているうちはこのままのプレイスタイルでいきます。まずはウィッチクラフトを練習します……
(余談ですが、スマホをタッチする際に薬指を酷使しすぎて一部指紋が消えました。ヤバい。)
3.呪眼についてのあれこれ
使用したデッキがこちら
この構築が正解だとは全く思っていません。日程発表から当日ギリギリまで調整した結果、一番信頼できたのがこれだっただけです。採用札の意図について書いていきます。
スキル:スリカエ
嵐が引ける神スキルです。事故っても立て直しやすいのも良い。いらない不純物を戻したり、デッキからゴルゴネイオを落とすために戻したりできます。他のスキルについては後述します。
デッキ枚数:20枚
後攻で嵐が引けないと負ける、という試合がけっこうあるので、引けるように薄くしました。多少厚くしても回らなくはないです。
不純物:嵐3枚、狡猾2枚
ウィッチクラフトを対策しながら罠ビにも勝たなければならないという理不尽を解決するためにこうなりました。呪眼はゴルゴネイオでサーチをする都合上、不純物の採用枚数を抑えるべきだと思っています。そのなかで有効な札を最大数積みました。
モンスター:メデュサ2枚、バジリウス2枚(+パレイドリア3枚)
初手にモンスターが1、2枚あれば十分なので、不純物を入れる枠を作るためにメデュサを2にしました。それぞれ2枚ずつあれば使いまわせます。パレイドリアは嵐のコストにでき、さらに墓地のモンスターをサルベージできるので3枚です。
本番ではなぜか初手でモンスターを3枚以上引くことが多かったです。(6回中4回)
魔法罠:セレン2枚、ゴルゴネイオ3枚、静冠1枚、妬絶2枚
セレンは2枚しか持っていませんが、3枚必要と感じる場面はそこまでありませんでした。3枚持っている方はぜひ調整してみてください(丸投げ)
ゴルゴネイオは万能サーチなため3枚です。手札にあっても嵐のコストにしながら墓地に送れば問題ないです。
静冠は3枚目の妬絶の枠を入れ替えました。主な利点として
・モンスターの除去速度アップ
・微妙なハンドから1ドローできる
・嵐のコストにすると除外されたリソースを回復できる
・墓地の妬絶を除外して狡猾を打てる
が挙げられます。ゴルゴネイオと静冠を伏せて嵐を打つと、どちらにコズサイを打たれてもゴルゴネイオが墓地に送れて便利です。
妬絶は2枚でも足りました。ただ除去するだけでなく、セレンを剥がしたり、手札コストを確保したり、色々な使い方ができます。また枚数を減らすことで、手札コストとして妬絶を切り、狡猾が腐るという場面が若干減りました。
4.呪眼の可能性
ここまでは本戦で使用した構築について書きましたが、調整する過程で可能性があったものを紹介します。
スキル
あーばよ!と聖なる守護の二つは直前まで使うか迷っていました。
あーばよ!
回った前提ですが3、4ターン目以降の動きはスリカエより安定します。(ただし嵐は素引きするしかない)
バジリウスでゴルゴネイオを落としてスキルでコスト確保の動きが強いです。
聖なる守護
事故らなければ理論上最強のスキルだと思っています。
静冠+守護でライフを守りつつ安全に除去し放題です。
ウィッチクラフトを始めとした高打点を並べられても、妬絶狡猾と合わせてガンガン除去できます。ライフ管理も楽!!!!!
バランス
バランス無しでも事故らないからあんまり強さが分からなかったです。
6枚目のモンスター・罠の採用があんまり好きではなく、嵐3積みもしにくいです
ライフ管理系(増強α、ライフチャージ、サバイバルテクニック)
ライフ管理はプレイングでなんとかなると思っています
今のところ聖なる守護の方が強いです
ライフチャージは任意のタイミングで回復でき、サバイバルテクニックはライフを意図的に減らせるのがポイント
今後、対呪眼のプレイングが最適化されて、相手のリソースを削るのにライフが足りないと判断されれば採用されるかもしれません
サプライズ・プレゼント
ダブサイを嵐っぽく使えますがアド損がヤバいです
嵐3ダブサイ2のバック干渉5枚構築を組んだものの、一度も有効に使えなかったです
巨大決戦
守備表示でケアされて終わり
発動条件が厳しいわりに通りにくい印象です
もしこれで使うなら専用の構築になると思います(コズサイを採用するなど)
採用札
マジカルシルクハット
遅い上に発動タイミングが限定的すぎるが、決まればワンチャンある
シンクロギミック+エンフェ
・サイキックリフレクター
1枚初動は正義
使うならスキルは光の結界推奨
不純物も入れなければならないため、事故率を下げるために事故率を上げるという本末転倒な結果となった
・こけコッコ
初手に欲しいが二枚目以降が腐りやすい
フィールド魔法を貼るスキルと②の効果の相性が悪い
・ウィールダー
7が出しにくい
ヴェールを破壊できるのは良い
総評:
エンフェが絡むと超強い
択が増えるのは良いけどなくてもいい
ライトロードと混ぜる
結局後攻で伏せに弱いという課題は変わらなかった
ネオフュ
ネオフュでバジリウス落としてメデュサで回収できるけど特殊召喚制限のせいで出せない
カトブレパスを落としてもやっぱり出せない
5.終わりに
KCGTめっちゃ楽しかった!!!!!
調整手伝ってくださった方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました!これからも頑張ります!上位16名に入られた方々、応援しています!
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