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「文学フリマ東京38」終わってみての雑感

出店側で参加すること3回目。自分の出版社名で参加するのは初、の文学フリマが昨日終了しました。ブースに遊びに来てくださった皆々様、お隣になった皆々様、本当にありがとうございました。楽しい時間でした。

今回一番「うわーっ」と思ったのは、ブースの事前準備です。本をどこまで持っていくか?でひとしきり悩み、結局ほぼほぼタイトル全部持っていったんですけど、店番変わると何も説明できない、と言われて、全部に内容説明を入れることになり、それが予想以上に大変でした汗
ブース内をどうつくるか?も試行錯誤で、毎日のように100均と自宅を行ったり来たりして、その間にお釣りも準備したりして。
それでも、結局ブースに立ってみると、持ってきた本はほとんど必要なく(あ、知り合いにどんな本を作っているかを紹介するのには役立った)、やっぱり一番売りたいものを数絞ってどーんと置いておくのがよさそうだねえ…と思いました。その方が見本を手に取りやすいし。

あとは、お隣さんが売り方をとっても工夫されていて、感心しました。
一見さんに、すっと「くじ」を出して、
「よかったら、くじ引いてみませんか?」とやる。
みんな、引くだけなら、って引いてみるんですが、その結果にはその人の性格占いとそれに合ったおススメの本が書いてあるんです~。お値段も抑えめ(500円~700円くらい)で、衝動買いしても後悔しない価格設定は素晴らしいな!と思いました。
しかも売っている本が、全部サイズが統一されていて、ジャケ買いしやすい選びやすさがあるんです。見るだけでもきれいだし、純文学コーナーらしさが溢れていて、本当に素敵!

それに加えて、今回はSNSでの告知にとても力を入れたそうです。相互フォローしている人たちがたくさん買いに来てくださった、ということで、ご自分も買いに行ったみたいですが、「忙しすぎて、全部回れませんでした~」ととても無念そうでした。
本当に文学フリマを存分に楽しんでいる感じがして、こういうのが理想だなーと思いました。私も次回に向けて2作準備を始めているので、参考にさせていただこうと思ってます。

ちなみに一つ、後悔したことがあって。
本を見に来てくださってお話できた方たちの、SNSをフォローしたかったなー!と思いました。本を買ってくれる方はもちろんのこと、興味を持って見に来てくださった方も同志だと思っているので、一回こっきりのつながりになってしまうのは、すごく残念だったなと。
名刺をお渡しするのもいいんですが、相手にお任せすることになっちゃうのがねー。むしろ、私が皆さんのことを知りたいんですよねー。
次回は勇気を出して、相互フォローのお願いをしてみようかな。ずうずうしいと思われるかな。
わかんないですけど、声をかけるだけかけてみたいと決意しました!

ちなみに次回は場所が変わって、「東京ビックサイト」になるそうです。どんどん規模が大きくなるな~。もはやコミケだわ。。。
ビックサイトだったら、電源が使えるようになると、パラクリエイター的にはありがたいんですが、どうなんでしょうね。
まあ、ひとまずはおとなしく、リアルの本を通して、その先の仲間を探す方法を模索したいと思います。
今回もありがとうございました。また次回、皆さんにお会いできることを楽しみにしています!!


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