キクさんと自分

【高見澤海人】2019.04.13-04.14 ツール・ド・かつらお(ロード・ITT・ロード)

リザルト:
Day1
ロード(11km×3周=33km)22位(57:23:810 TOP+5:43)
ITT(公称11km、実質10.2km)32位(18:30:29 TOP+2:39)
Day2
ロード(28km×2周=56km)DNF

1月下旬に参加した以来のロードレースで、今年初の泊まり遠征ということもあり楽しみにしていた。コースはルートラボで見ると初日は緩め、次の日はきつめ?という印象だったが、実際に試走してみてあっさりと裏切られる。2日間を通して山積みの課題に気付けた(と思うことにする

1.Day1_ロード(11km×3周=33km)

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=d032c8dbd87f307619279ffed7f45154


これはTTの回り方で、ロードは逆周り。
1kmガツンと上り
5kmワインディングの下り
5km緩やかで道幅狭めの上り という感じ。

リアルスタートが解除され頂上まで2分6倍強。集団で乗り切れるが、その後の下りも緩まず集団は縦に伸び切る。後で見るとAve 56km/hだったが、それでも集団後方ギリギリ。下りきってからの上りでペースが落ち着き開いた車間を埋め息も整える。

正直1周目の感じで行くと赤信号。何もせず千切れるより…と思い、集団前方に上がっていき様子を見ているともう一段階ペースが落ちた感じ「あ。こういうところで逃げが決まるんだな」と思ったら松尾さんが行く。戻ってきたタイミングで今度は自分でもやってみる。効果はなかったが。試行錯誤。自分が後ろに下がりかけたタイミングで他チームの選手がかけ、そこにキクさんがブリッジし4人の逃げが出来かける。しかし安定せず2人が先行して2周目へ。

上りで高岡さんから「ジワジワ逃げを捕まえたいからローテに入って」と声をかけていただくもレッドランプは鳴り止まず切れてしまう。純粋なベース不足。気持ちを繋いで前を追うとキクさんも離れている。

下りで追いつき、そこからは練習。3周目の上りで後ろから10名弱の集団が追いついてくる。松尾さんもここにいて、上りであげずに平地と下りで踏む。ペースで最後まで走り切りゴール。


2.Day1_ITT(10.2km)

5km緩やかで道幅狭めの下り
5kmワインディングの上り

事前に松尾さんから「大抵突っ込んで垂れるから、最初は抑えめで行った方がいいよ」とアドバイスいただいていたので、抑えめで入ろうと思い準備。他の選手の出走を見ていると感覚は10秒程度。前走者はTTバイクの高岡さん。スタート直後はローリング区間があり、1km弱でリアルスタート。緩やかな下りに入りすぐに高岡さんは見えなくなる。特に展開もなく、淡々と下り淡々と上る。ちゃんとしたITTは初めてだったが、ここはまだまだ強化の必要あり。

高岡さんの3位はさすがの一言。

夜は宿の近くで室内BBQ。途中火力不足の炭に地元の方が強力な機械で着火してくださったのがハイライト。話してみたかった方とも話せ、非常に有意義だった。


3.Day2_ロード(28km×2周=56km)


https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=7143def6f111c872de12dad0df4c5a57

コースを知る人に話を聞くと口を揃えて「凄まじい」と。確かにヤバそう。昨日TTで走った緩やかで道幅狭めの下りはローリングだが、前に出ようとすると全体的に詰まっており上がれない。直角に曲がり上りでリアルスタートが切られた直後に右から落車音。その波が押し寄せてきて前の学生が側溝に落ちていく。大丈夫だったろうか。走っている位置が悪いことは分かっているも上がれない理由は明確。1本目の上りの途中でついていけず切れてしまう。

そこからはひたすら耐える。実家の近くの麦草峠を思い出すくらいの上り。最後の上り頂上手前で一瞬キクさんが見え、追いつけるかと思うもののほんの少しの差が縮まらず、その後の細いワインディングの下りは自分のスキルでは慎重になりまくり。平坦基調の緩い下りは楽しかったが、2周目も同じところで削られ、30〜40秒程前に見えるキクさんを見送ったところ、44km地点で足切り。3年前の沖縄を思い出した。素直に悔しい。


課題はたくさんわかった。
1つずつ解決していこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?