パチニ 2
パチニ小体には、低温では鈍くなる働きや
空間加算特性という神経生理学的特性がある
空間加算特性とは、機械受容器において、刺激をいける面積の増加によって感覚強度が増加する特性。ごく小さな点に高周波の刺激が当たっても感じにくいが、大きな面積で作用すれば感じることができる
参考文献 日経Xtechより
このような記事を見て、私は振動圧法を考えた時、なるほどなと思った。
確かに母指圧で振動させても相手の感覚には、伝わりにくい。だから手のひらを面積いっぱいに使うんだなと。
低温で鈍くなる。これは、皮膚温低下すると痛覚が優先されるから鈍くなるんだなと思った。
だから、指圧マッサージするときは、手を出来るだけ温めて施術しないと、冷たさは痛み刺激に変わってしまうから不快感を与えてしまい、副交感神経ではなく、交感神経を優位にしてしまい、かえって筋肉を硬くしてしまう。
皮膚温を温めるのは、施術者だけではない。
相手の皮膚温も温める事により、筋肉をほぐす助けになるのは、間違いないと思う。