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思い出を残すということ

タイトルが如何にも思わせぶりですが。

訳あって、静岡市街の近現代史を深堀すべく
図書資料や手持ちの書籍などを読み漁っています。

そうしますと、
当人にとっては当たり前の思い出というものが
のちのち実は貴重な資料になったりするということを実感します。

静岡市の場合は
突然の静岡大火(1940)によって江戸・明治期の重要遺産・資料がことごとく失われたと聞きますが、目に見えて喪失したものについては「失われた」ということがわかりやすく、これをなんらかのかたちで後世に遺したいと思われることは、とても大事で自然なことかもしれません。

一方で
私たちの視点ではあまりにも日常めいて何気ない日々の出来事なども
のちのち振り返ってみれば大事な記憶遺産となりうる、

とも気づかされます。

「失われた」状況にならないと気がつけないものごとの尊さ。
それがたった一年前に自分たちで語ったはずのことであっても。

はい、というわけで!

昨年の春、静岡市まち劇課さんからのご依頼で
コンドルズのプロデューサー・勝山さんが あそviva!劇場にいらっしゃいまして、私たちのことを取材してくださいました。
その記事がウェブサイトで公開されたとのことで、以下ご紹介したいと思います。

私たちだけではもちろんなくて、
色々な方が同コーナーで紹介されていますので、ぜひぐるっと巡って頂けましたら幸いです!お忙しい中お立ち寄り頂いたにもかかわらず、朗らかに、かつあそviva!劇場のカタチにまっすぐな好奇心を向けて頂き、またステキな記事に仕上げて頂き、勝山さん、誠にありがとうございました!


思い出を残すということ。

はい、またこの思わせぶりな本記事のタイトルに戻りますが。

私たちの取り組みのひとつ、
動画(映像作品)の制作というものも、残し方の一つです。

とはいえ
私たちは思いのほか肌で沢山のことを感じていますので
この肌感覚というものを残すことはなかなかできません。

ですが
自分の体験を視聴覚的に残すことで、体験した肌感覚もうっすらと取り戻すことができることは確かなようです。

だからこそ
上手い下手に囚われ過ぎず、誰かの撮った素晴らしいプロ作品とは別に、自分が知っている瞬間を(作品に込めて)自分たちの手で映像に収めるということを、私たちは自分たちのあそvi事業のなかに秘めながら活動していきたいと思っています。

はい、というわけで!

baaaaan!!!

浜松「窓枠」を活動拠点に活躍しているお笑い芸人・おもちの列島さんのおもしろ動画企画にお邪魔しましたので、合わせてご紹介します。こちら!

テイラー・スウィフト楽曲の再現MVということですが、
オリジナルを知っていてもいなくても楽しめる作りになっています。
当然ながら、オリジナルMVと見比べて楽しむのが正しい向き合い方かとは思います。撮影・編集はニコルさん。主演?はたにぐち彩さんです。

この作品の第一弾がまたオモシロイので、こちらも張り付けておきます。

(必要な)誰かに届く”かもしれない”作品づくり。
その曖昧な含みこそが創作の魅力の源泉なんだろなあと思いつつ。

さてさて

あまり大っぴらには言えない?のですが、
今週8/11(木)は私たちはこちらのイベントのお手伝いをさせて頂きます。
小学生以下のお子さんがいらっしゃる親御さん。
ご興味向きましたら、ちょっと変わった映画体験をグランシップの大ホールでいかがでしょう??


告知としてはもう一つ。

静岡市街の近現代史に触れているから感慨もひとしおながら、
夏の風物詩「夜店市」のなかで、あそviva!劇場(大道芸)も少しだけ関わらせて頂く予定です。やどりぎ座さん(演劇)、King of wonderさん(奇術)と合同で1時間のステージを預かります。

夜店de街角シアター
(King of wonder × 人宿町やどりぎ座 × あそviva!劇場)
8月12日(金) 17:00 - 18:00
8月14日(日) 16:00 - 17:00
場所:呉服町通り・サンマルク前付近の特設ステージ(予定)

夜店市をお楽しみいただきつつ、タイミングがあえばお立ち寄り遊ばせ。

さいごに
当家ですくすくと無防備に育つ夏の野菜たち(モロヘイヤ・バジル・ミョウガ・オクラ・고추)をご紹介して本稿をむすばせていただきます。

ありがとうございました!

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