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20201029 藤井風 "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER 日本武道館

20201029
藤井風 "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER@日本武道館のレポートです。


<第1部>
アダルトちびまるこさん
Close to You
Just the Two of Us
丸の内サディスティック
特にない
風よ

〜換気タイム15分〜

<第2部>
何なんw
もうええわ
優しさ
キリがないから
罪の香り
調子乗っちゃって
〜ピアノインスト〜
死ぬのがいいわ
へでもねーよ(新曲)
青春病(新曲)
さよならべいべ
帰ろう

<メンバー>
Vo.Pf.藤井風 @fujiikaze
藤井風Band Members
Gt. 大月文太 @bunta_o_jp
Ba. 真船勝博 @mafumafu_bass
Dr. 佐治宣英 @sajinorihide

スタートから換気タイムまではTシャツにジーンズ。そして裸足?なシンプルなお姿。Youtubeに投稿している感じのまま舞台に出てきたイメージ。武道館はセンターステージのセット。真っ白なステージにケーキ台のようにくるくる回る台の上にスタインウェイのグランドピアノが乗っていて、風くんがソロ演奏します。

「アダルトちびまるこさん」のJazzyな雰囲気からスタート。風くん色のアレンジがどの曲もすごくいい。大好きなGlover Washington Jr.の「Just the Two of Us」のカバーをやってくれたのが個人的に嬉しかった〜✨
MCの始めは「This is フジイカゼ〜」と、いつもの感じ。なんかこのフレーズを聞くと安心する。歌も好きだけど、方言バリバリの喋りも実は好き。ゆったりした喋り方に癒されます。

「特にない」では観客達が声を出せない代わりに、指パッチンで参加。漸く参加してる感が出てきました。

風くんの曲は祈りがテーマになっているものが多いが、「風よ」は特に祈り色が強い。「祈らないとこんなに大きな舞台に立って演奏するなんて出来ない。」と言ってました。祈りが風くんの中ではとても大切なものになっているようですね。


換気タイムの15分を設け、その間は休憩。
Twitterでは「換気タイム」がトレンド入りw
その間に前半の曲順をメモに書き起こす。舞台はその間セットの入れ替えし、床も剥がし、バンド仕様に。真ん中にはブラックボックスが設置される。


後半はデビュー曲の「何なんw」からスタート。いや〜、あのCDや動画で観て聴いていた曲が目の前で演奏される幸せ。生音を浴びる幸せ。風くんの衣装は上下ストライプのゆったりした感じのセットアップ。観客もノリノリで立ち上がって、コロナルールで歌えないけど、きっと心の中で合唱してたと思う。何なんwのコーラス歌いたかった〜。

「もうええわ」:いい感じで抜けた歌い方で、気怠い感じ。それがまた心地良い。この曲のベースラインが好きです。

「優しさ」:CDで聴いて最初にハマった曲。ライブはただただ圧倒されました。最高です!!!息継ぎの鼻呼吸が盛大で、ちょっと鼻詰まり気味?とか思いましたが、そんなことを感じさせない繊細かつ躍動感のある歌声でした。

「キリがないから」:近未来的なレーザーや映像が散りばめられていて、ダンサーのhiromuがアンドロイドになって登場。曲がめちゃめちゃかっこいいっ。

「罪の香り」:CDで聴いた時は令和のヒロミゴー的な感じかと思ってましたが、ライブだと少し違った。風くんがTwitterなどで事前に教えてくれてた罪の香りの振りを思い出してやってみる。この曲の始め、間奏に入っている特徴的なフレーズのドラムがカッコいい。

「調子乗っちゃって」:ゆらゆらキラキラした感じのすごく綺麗な曲。風くんの沢山の声の表情が見られます。

ピアノインストではJazzyで繊細で力強い演奏で、次や曲の「死ぬのがいいわ」のイントロに繋がっていきます。曲の最後に風くんがまたブラックボックスの中に…。

ブラックボックスに映画の始まり的な波が打ち返す映像が繰り返され、強風の音と共に「主演:藤井風」の文字が。「へでもねぇよ」なんだ??最初和風?エスニック?イケイケな聴いたことない曲?新曲でした。歌い終わった風くんが「新曲をライブでやるのは難しいっ!!」続いてもう一曲「青春病」と言うサビが歌謡曲のような爽やかポップな曲。目に焼き付いたのは「青春はどどめ色」という歌詞。絶対忘れられない歌詞です。多分聴けば聴くほど好きになりそうな曲。

ライブの日の深夜0時に新曲2曲とも配信開始(既に開始されてます)。

へでもねーよ
青春病
そして藤井風公式アプリがリリース✨されました。
https://c-rayon.com/fujiikaze

後半の衣装はBotterのLoveを散りばめた白シャツ
「さよならべいべ」
:聴き慣れたアルバムの曲に戻り、曲に合わせて腕を左右にフリフリ。
このあとバンドメンバーを紹介!

「帰ろう」:人はいつかは最後を迎える日が来る。その時までそのドロドロした感情を持っていかず、荷物は置いて行こう。今日も浄化していこう。というとこでこの曲のイントロが始まる。やはりこの曲は最後に相応しい。

武道館というライブの象徴となるこの場所でライブが出来たという喜び。まだまだ予断を許さないコロナの現状。この状態を生き抜くための新しい生活様式のこと。いろんなことが頭をよぎり、今日ここに来れたことを改めて感謝。

曲のクライマックスと共に空中に舞ったのは沢山の白い羽根。一瞬時間がスローモーションになったように錯覚し、風くんが天使に見えた。幾つもの羽根を頭にふんわり乗せたまま、それぞれのステージのファンに向かって感謝を述べ幕が下りた。

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ショーの終わったステージ上のブラックボックスには風くん直筆の英語のメッセージが残されてました。

It was blessed night

Thank you so much for coming, 

watching and supporting!

 Love you All!

KAZe

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