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ドラゴンボールフュージョンワールド アルティメットバトルEX直前 環境考察・解説


はじめに

有料設定していますが、全編無料です。投げ銭方式です。
今回フュージョンワールドの環境を考察するにあたって、発売前からプロキシを使用し、プレイした主観をもとに解説していきます。世間の認識とずれている可能性がございますので、ご質問等ありましたら、ご気軽にどうぞ。

この記事の中で出てくる造語・略称

縦置き:バトルカードをアクティブ状態でターンを終わること。
フリーズ:ターンの初めにアクティブにできない。
除去・処理:KOする、もしくはバウンス、パワーを0にする。
パワーカード:強いと感じたカード
カード名:色と名称を省略している場合があります。色は、文脈の前後でわかりずらい場合のみ、追加します。
例 青3コスト トランクス未来→3トラ

先攻・後攻どっちがいいの問題

圧倒的後攻。どのリーダーも基本的に高校の方が有利。手札の枚数が先行より+2、使えるエナジーも1多い。どう考えても先攻を取るメリットが見えない。運営は早急に先攻1ドローか先攻にもエナジーマーカーを付けてくれ。

クリティカルを持つリーダーへの認識

クリティカルを持つリーダーは基本的に早期覚醒を目指した方が、ゲームを有利に進めやすいと考えています。理由は以下の通りです。
1.手札がなくなる。ゲームの認識として、手札の枚数=防御できる回数+攻撃できる回数。ドローが無い分、防御も攻撃のできなくなり、ジリ貧になっていきます。
2.有効なカードを引きに行ける。1と重なる部分もありますが、コンボ値が5000より10000のカード方が欲しいし、ほとんどのデッキがマナカーブ通りの動きをしたいので、その安定感を上げたい。
3.覚醒後の能力が優秀。クウラ・ゴクウブラック・ビルスとすべて能力が優秀であるため。

バトルカードとエクストラカードの認識

バトルカードとエクストラカード(エクストラ)に関して、基本的にはエクストラの評価は低く感じています。エクストラのカードの中には、非常に強力なカードもありますが、原則エナジーを支払いながら手札が減るため、コンボと比べると、使い勝手が悪く感じています。もちろん基本的には手札2枚以上の価値があるので、一概には言えません。いざと言う時のそれを使う余裕を作れるデッキ・構築であれば、大きく活躍すると思います。

環境に対する認識の変化と各リーダーの印象について

フュージョンワールドをプレイしていくにつれて各リーダー・色に対する認識が大きく変わりました。
はじめは、緑の悟飯が一番強いと感じ、仮組対戦を行っていました。他のカードゲームをやっているので、損得に関しては、自信がありました。リーソースの管理が重要となるゲームなので、慣れていない人と対戦すると先攻後攻関係なく勝てていました。しかし、慣れた方が増えていくと、先攻では、もちろんリソース差で負け、後攻でもテンポロスの大きさが敗因となり、想像以上に、厳しさを感じました。ですので、ゴクウブラック・フリーザー・BT悟空・ビルス・ギニューなどそれぞれ回して、テンポの良さ・パワー・コンボ値なども考慮すると、他のデッキより、攻めに転じれるタイミングが遅く、そのタイミングではすでにゲームに負けていることを実感し、緑は厳しいと結論づけました。しかし、まだ17号で回していないので、3ターン目のゲロ研のテンポロスさえ何とかなれば、緑にも可能性があるのではないかと考えています。
緑の次に目を付けたのはゴクウブラックです。最速3ターンで出てくる6ブラックはどうやっても超えることが難しいことがわかっていたからです。実際にプレイすると、緑相手にはマイのおかげで簡単に覚醒でき、簡単に最速6ブラックが出せるので、非常に強く感じました。しかし、盤面の除去が多い赤の対面やミラーマッチの1ザマス(ボトム送り持ち)がいるとどうしても安定しない印象です。合わせて縦置きに弱く、除去が安定しないことが目立つようになりました。特にフリーザ対面では、相手の覚醒後に盤面の処理ができず、こちらの盤面がフリーズし、攻撃回数が減るなど、デッキ単位での相性さを感じました。この時に禍々しい大鎌の強さに気づきました。
次に黄色です。フリーザを回しました。青、赤ともに戦えて相性さも感じず、誰が相手でも五分で戦えるコントロールデッキという印象でした。しかし、下馬評で一番人気の緑には5コスの悟飯がおり、これが一番厳しい。黄色はアクティブにすることで、盤面を処理されないように動くことに対して、緑は直接除去。2・4コスト帯にパワーカードがある黄色にとっては、非常に厳しいものでした。
最後に赤、初期の評価では一番評価が低いと感じていました。特に、赤のパワーカードには、コンボ値が0という大きなデメリットがあり、ほかの色には、パワーカードにもコンボ値がついており、赤は厳しいと感じていました。しかし、実際に使ってみると。コンボ値があったらダメなほど、強く感じました。特に”序盤から”バトルカードの効果で、相手のバトルカードを処理し、リーダーに攻撃できることの偉大さに気づき、評価は初期の評価とは逆転しました。
こういった経験を経て、次の話題の”各種リーダーの特徴と有利不利”を記載しています。

各種リーダーの特徴と有利不利

新作のカードゲームということで、tier表などで悟飯・ブロリーのリーダーが強いなどといった話が注目される話題ではありますが、今回に関しては、強さのランクではなく、有利・不利で考えていきます。

ゴクウブラック

有利:緑
不利:赤・ギニュー
五分:フリーザ・クウラ

参考リスト

マイのおかげで早期覚醒を目指し安い。2悟天・3トランクスのおかげで、盤面のテンポがとりやすい。早期覚醒により6ゴクウブラックでリソース(4ゴテンクスなど)を確保して、盤面にプレッシャーをかけることができる。また、現在のカードプールでは、40000を除去する事はあまりに難しいので、場もちも良く、ライフを奪う能力が非常に高い。欠点は、除去がバウンスである点やタイミングがシビアであるため、使いつらさがある。

緑に有利であると考える理由
早期に着した6ブラックを触れない。ゲームの特性として先出の方が有利になります。そのため、緑の40000より先に出てくるため、簡単にまもられてしまい、アドバンテージを取られてしまいます。もちろん8ブロリーが出せるターンに到達できれば、何とかなる場合がありますが、特に悟飯では1ターン足りないことの方が多い。さらに言うと、8ブロリーは1枚なら、割と簡単に捌けてしまう。

赤に不利と考える理由
盤面の除去性能が高く、バトルカードのパワーが高い為、早期覚醒したとしても、リーダーを守ったり、盤面を作るリソースが間に合わない。せっけく出した6ブラックも割と4悟空や4クリリンで触れてしまう。30000まで下げてゴットかめはめは、35000まで下げて”時とばし”など除去できるカードが多い。

ギニューに不利と考える理由
盤面を広げるスピードが、ギニューの方が早く盤面の処理能力が1フリーザ、2フリーザで盤面を取られやすい。

フリーザ・クウラが五分と考える理由
黄色の盤面処理能力(1・2フリーザ)に加えて、同速で同じパワーの4フリーザがある。数少ない6ゴクウブラックにさわれる出来るカード。また、4フリーザは除去されても問題があるカードではない。また、覚醒効果によりフリーザ側のバトルカードカードにそもそも触りに行けない為、バトルカードで除去が難しい青がテンポを取りずらい。

赤リーダー

有利:緑・ゴクウブラック・ギニュー
不利:フリーザ・クウラ・赤
五分:トランクス

参考リスト

除去性能がが高く、盤面のテンポが取りやすい。尚且つ、3・4悟空のパワーが高い為、テンポを取り返されずらい。採用されるカードのコンボ値も高くそのまま、押し切れるデッキ。欠点は、コンボ値が0か10000の為、0のカードを引きすぎると盤面もテンポも詰めもボロボロになる。その為、リーダーは、安定を目指すなら悟空、最大値を目指すならビルスのイメージ。
特にBTの悟空は、どのリーダーとも五分以上で戦えるリーダー。

ゴクウブラックに有利だと考える理由
盤面の処理が赤リーダーの方が優秀で、最速の6ゴクウブラックの動きを止めることができる。併せてずらした後にその6ブラックを除去に力を入れることができる。場合によっては、そのターンに多くの手札を奪うことができる。しかし、6ブラックで3トラを使いまわすことで、簡単にアドバンテージが覆ることもある。

緑に有利と考える理由
原則4ターン目以降じゃなければ、干渉されないため。その4ターンで圧倒的なアドバンテージの差がつく。

ギニューに有利だと思う理由
フロストがいる。ギニューはこのフロストを超えることができない。フロストを超えるカードを入れると、デッキがゆがむので、ギニュー及び黄色の強さを活かせない。デッキ単位でメタとなっている。仮にフロストが入っていなかった場合、赤リーダー側は多くの除去を持っているため、そもそも、特戦隊が伸ばしづらい。

フリーザ・クウラが不利と考える理由
盤面処理が得意な為、テンポの取り合いで同速で、リーダー効果のアクティブで盤面を処理できなくなる。特に4フリーザの処理も難しく、受けることを強要される。仮に除去しても5ゴールデンフリーザでテンポを取り返されやすい。

赤リーダーが不利と考える理由
後攻側の3悟空が超えられない為、先攻ガン不利。一生ライフ取られる

トランクスが五分と考える理由
テンポが同速、除去も同速、火力は劣るがリソースでカバーされる。ロングゲームで6ゴクウブラックが出ると対処が難しい。

フリーザ・クウラ

有利:ゴクウブラック・赤
不利:トランクス
五分:緑

参考リスト

盤面の処理、バトルカードのアクティブによるリーダー攻撃強要、レストによる盤面制圧など攻守のバランスが良い。また、4フリーザの圧力と盤面と取る性能がずば抜けているが、使い捨てで良い点も評価出来る。

ゴクウブラックに有利と考える理由
ゴクウブラック側に除去されにくい。同速で40000フリーザが出てくるため、処理を強要できる。また、6ブラックが生きていても、アクティブにできなくしたりし、リーサルをずらすことができる。

赤リーダーに有利と考える理由
赤は、パワーを下げて処理する以上バトルカードがレスト状態ではないと、強さを発揮しづらい。しかし、フリーザ・クウラはアクティブにするため、攻撃をリーダーに誘導することができる。

トランクスが不利と考える理由
テンポがよく、リソースを使わずに除去が出来る為、除去されながら、リーダーに攻撃される。
どんなにアクティブにしたところで参照がコストなので簡単に除去される。禍々しい大鎌が何よりきつい。

緑が五分と考える理由
五分としたが、不利よりの五分。剛腕→5悟飯、4ベジータ→6コス17号18号で盤面を処理されるとゲームセット。アクティブの意味を奪われる対面

緑リーダー

有利:(フリーザ・クウラ)
ガン不利:ゴクウブラック
五分・不利:全て

参考リスト

他の色は全て、損をせずにバトルカードの展開し、緑だけ損をしてカードを出し、3ターン目でのテンポロスもある。盤面を処理する為のカードが高エナジーで、コンボ値もない為かさばると地獄。守りも攻めも処理もワンテンポ遅い。7悟飯or8ブロリーまで繋がると可能性がある。回せば回すほど、弱いところが見えてくる。特に他の色のリーダーと比べると手札の枚数が終盤、非常に少なくなるため、先に攻めなければならない。

基本的に有利がない
フリーザ・クウラの強みを奪えるため、黄色にはおそらく有利。黄色は他の色と比べて、コスト相応のバトルカードしかいないので、ほかの色と比べると、やりやすい。

ゴクウブラックにガン不利と考える理由
早期の除去を採用しないため、最速6ブラックが決まりやすい組み合わせ。最速6ブラックをされるとゲームに勝てない。1ザマスでボトム送りもガードが1回できなくなる。

アルティメットバトルEX優勝デッキ予想

1位BT悟空
全対面五分以上で戦える。ミラーマッチと黄色がちょっとキツめだが、緑が多いのなら勝てる。

2位ゴクウブラック
緑相手にガン有利で戦える。赤はキツめだが、大鎌でリソースさを埋められる。

3位悟飯
こんなにネガキャンしたが、人気には勝てない。合わせて、赤の強さを見出せた人が少ないと予想。緑が多いなら、後攻を取った緑が基本勝つので、高額じゃんけん大会と化す。

最後に

個人的リーダーの強さランキングは以下の通りです。
Sランク BT悟空 ゴクウブラック フリーザ
Aランク クウラ ビルス ギニュー 
Bランク 17号 悟飯 トランクス ベジータ
Cランク ブロリー ST悟空

まだ回していないリーダー・構築もあるのであくまで使ってもらった・使った範囲ので印象です。個人的には17号がもう少しパワーがあるのではないかと考えています。
合わせて、基本的にはどのリーダーも強く、可能性があるように感じます。そういった点で、BT悟空が半歩程度、前にいる印象です。

明日・明後日のアルティメットバトルEXで答え合わせができますね。楽しみです。私も参加予定なので、自分の回答が答えであることの証明をしたいと思ってます。

期間は短いですが、質問や各対面のイメージなど、お答えできるものは返信します。XのDM・リプライまでどうぞ
どくたー(@oneecyanmoe)さん / X (twitter.com)

気持ちがある人は投げ銭してくれると助かります。

答え合わせ

概ね正解

考察自体が大きく間違っていた事はなかったようです。
色々考え直す必要もありますね
実際の対面や構築は次の記事で

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