マガジン一覧

高校生にもわかる!脳をマネする最新AI「Titans」入門 - AIの基礎から最先端まで一気にわかる

1. AIってそもそも何?1-1. AI(人工知能)とは AIは、日本語で「人工知能」と呼ばれます。人工知能という言葉は、人間の脳が行うような学習や思考の仕組みを、コンピューターの上で再現しようとする技術を指します。たとえば、人間が写真を見て「これは猫だ」と判断するように、AIが画像を分析して猫かどうかを認識できるようになる、といったイメージです。 もっとも基本的なAIのアイデアは、「たくさんのデータを使って、そこからパターン(繰り返しの特徴)やルールを見つけ出す」こと

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高校生にもわかる!AIエージェント「Operator」とCUAが変える日本語学習の未来

OpenAIが開発発表したAIエージェント「Operator」や、その中心となる技術「CUA(Computer-Using Agent)」は、コンピューター画面を見ながら自動でマウスやキーボードを操作し、必要な情報を集めたり、ネット上での手続きを行ったりできるしくみです。ここでは、高校生のみなさんにもわかりやすいように、この技術がどのように日本語の学習に役立つか、具体例を挙げながら説明します。 1. 学習に必要な情報を自動で集めるたとえば、みなさんが日本語(国語)の授業で「

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(マジの)ご家庭にジャービス。完全 Macのみで日本語音声応答するAIを作った

Speech-to-speechは、NVIDIAのGPU搭載マシンがあればローカルで音声認識、応答生成、音声合成ができる画期的なオープンソースツールだった。 しかし一つだけ不満があったのは、これが日本語には対応していないということだ。 ワイはコスモポリタンである。 ・・・そう名乗ってしまったから、「そういえばコスモポリタンってなんだろう」と思ってClaude-3に聞いてみた。 そう、当然、飲み物ではなく、世界市民主義、国際主義を意味するコスモポリタンだ。 英語の受け答

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こいつを待ってた!3万字以上自動的に書いてくれるオープンLLMが登場!三回回せば本一冊分に!

なんか最近、いろんな会社が「おらが村のLLMが凄いだ」と言ってるが、実際には100万トークン読めても出力が8Kまでだったり、もっとひどいと4Kだったりと、LLMの価値はパラメータ数では決まらず、むしろどのくらい長い文章を出してくれるのかということの方が大事だ。僕がLLMで本を書いたのはもう一年前だが、このときは4Kくらいしか出力してくれなくて往生したものである。 ところがなんということでしょう。ついに出ました。原稿を代わりに書いてくれそうな素敵なオープンソースLLMが。その

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