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サプライズ嫌いの本当の理由

もう年の瀬。
あっという間の一年だった。

大晦日を前に「あぁぁ!!」っと気づいたことというか、
腑に落ちたことがあったので、備忘録として書いておく。

わたしはサプライズが嫌いだ。

正確に言うと、嬉しいサプライズもある。
サプライズ全体の6割くらいが嬉しくない。

とだけ言うと、めんどくさがられること多々。

で、わたし自身なんでかなーと思っていたんだけど、
そこに答えが出た。

それは。

ある、ストーリー上のサプライズは嬉しい。
たぶん人より喜ぶかもしれない。
そのストーリーの最高潮の盛り上がりになるからだ。

対して、嫌いなサプライズは。
ストーリーを知らされないまま突然差し出されるサプライズだ。

こっちは気持ち盛り上がってないし、
なんなら気持ちが乗るだけの準備ができていない。

昔、こんなことがあった。

わたしに素敵な景色を見せてくれようとした当時の彼が、
江ノ島に連れて行ってくれた。
わたしはその時江ノ島は初めてで、頂上まで行くのに階段?山?を上ることを知らなかった。
もちろんわたしはヒールを履いてる。

登れなくはなかったけど、
疲れるし、足が痛い。

そんな状態で景色を見せられても、
「ふーん」である。

事前に、少し歩くから歩きやすい靴で。
と言ってくれるだけで、きっと
「わくわく」しながら登って、景色に「わー!」
となれる。確実に。
(「景色」とか「夜景」とかわりと好きなほう)

プレゼントも然り。
全然好みじゃないアクセサリーを贈られても、
反応に困る。
気持ちはめちゃくちゃ嬉しい。
それに対しての「ありがとう」はもちろん出るから、
相手はまさか「ありがとう」の後に気持ちがしぼんでることには気づかないだろう。

それなら、「プレゼントがしたいから一緒に選びに行こう」
といってもらえると、「選びに行く」道中からストーリーが始まる。
そしていただいたときに第一ピークが来て、
おそらくそのプレゼントを見るたびに何度もピークがくる。

我ながらめんどくさいと思うけど、
これに気づいたのはDaiGoさんのHSPに関する配信を聞いたから。

わたしはHSPだ。
しかも強度の。

感受性が強いから、喜んだり悲しんだりが忙しい。
普段は感情がマイナスに引っ張られないように
対策をしている。
足が痛くなる靴は履かない、
満員電車には乗らない、
人込みは避けるか、無になって突っ切るか、

ほっとする飲み物をわりといつも常備している。
とか。
フリスクをいつも持ち歩いてるとかもそうかな?
わたしはのど飴だけど。

これHSPの人は無意識にでもみんなやってると思う。
DaiGoさんもやってるって言ってたし。

その中で「認知インプット」というものがあって、
そこの話を聞いていて気づいた。

新しい土地に行くとか、海外旅行もわりとずんずん行ける。
海外でひとりでローカルバスに乗ったり、
自転車借りてひとり行動も大丈夫。

LIVEやFESの「ドーン!!」も大好き。

それはストーリー上にあるサプライズだから。

逆に、物事の状況や感情を事前に知らされない、
どう対応するかを想定できないのが苦手だ。

だから、ストーリーのないサプライズが嫌いだ。