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神様のバチ(罪)

私がラッキーだったのは神様はバチを与えないという真理を知っていたこと。
うちの両親が無神論者だったのが功を奏したのかもしれない。
仏壇に手を合わせることも、お墓参りをすることも無い、それこそバチ当たりな家で私は育った。

「神様のバチ」を人が怖がっているのを知ったのは大人になってからだ。
私の仕事 チャネリングは、
「あなたの人生、あなたの好きにどうぞ生きてくださいね!」と クライアントの背中を押すのが 基本的な私の役目だ。
そうすると「そんなことしたらバチが当たってしまう。」というようなニュアンスのことを口にする人がよくいる。

ある人は「幸せになり過ぎると、そのうちバチが当たる。」と本気で思い込んで、自分が幸せになることを怖がっていた。
ある人は「頑張って苦労しないと神様からの報い(幸せ)がやってこない。」と思い込んで、いつも自分を追いやっていた。
ある人は「楽しんではいけない。楽をしてはいけない。幸せになってはいけない。」と訳も分からずに潜在的にそう思い込んでいた。

そうして私は、この世に「神様のバチ制度」があることを知った。
その制度が実は人々の意識に根深く影響を与えていることを知った。

昔、同棲していた彼は「子どもの時の洗脳を解くのに、自分は20年もかかっている。」とよく話していた。
彼の母親が熱狂的に信仰していた宗教の教えを、彼は子どもの時から叩きこまれ育った。「神のバチや神の脅威」「その宗教を信仰していない人間は皆サタンだ。」とも教えられた。
彼は20歳の時に夜逃げ同然に母親とその宗教から逃れるのだが、「40歳になっても今だに、自分の好きなことをするとバチが当たるのではという恐怖がやってくるよ。」と話していた。

私はというと、すでにバチ当たりな家で育っているわけだから、神様のバチは全く怖くない。
これが生きる上でどんなに強みだったか…。

と、いうか神はバチを与えない。
そもそも、与えるはずがない。
神は私たちを心から愛している。
(愛している。とかいうレベルのものでは到底語れないが。)
愛している者にバチを与えるわけがない。
神は宇宙は私たちを応援する存在だ。
そして私も、人が好きに生きることを心から応援するだけだ。

「神様のバチ制度」は、時の権力者たちや宗教が民衆をコントロールするのにずっと用いてきた手。
根深く、潜在意識にバチ制度の影響を与えられてきた大人たちは、次は無意識に子どもたちに向かって用いる。
「良い子にしていないと〇〇だからね。」
これは完全に脅しだ。

「良い子のみなさ〜ん、神様はバチを与えたりしませんよ〜!
バチがあったら、お姉さん今頃八つ裂きの刑にあって、この世にいませんからね〜!」ということで、

今日は、そんなお話。
あなたの人生、好きに生きよう!

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