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普通の大学生がプロ野球チームに就職して驚いたことを書きます

新年が明けてから初めての更新となります。だいぶ遅いですがあけましておめでとうございます!

僕は1月から福岡に引っ越し、無事にソフトバンクホークスの一員となることができました。今回は球団に入ってから初めての記事でもありますね。

新しい環境に入って最初に感じた驚きとか違和感とかって、組織に入って時間がたつと当たり前になって忘れてしまうものですよね。だからこそ、記憶が新鮮なうちに残しておきたいな、という気持ちになりました。

というわけで今回は、ホークスに入って驚いたことを書いてみようと思います!

人の多さ

まず1番に衝撃を受けたのは、なんといっても人が多いことです。

もちろん選手も100人以上いて12球団の中ではトップなのですが、それ以外にも本当に多くの球団関係者の方がいらっしゃいます。

選手と直接かかわる立場だけでも、監督コーチ、トレーナー、スコアラー、スカウト、育成、R&Dなどたくさんの種類があります。さらにトレーナーさんだけでも20人くらいはいらっしゃるので、学生時代との規模感の違いに驚かされました。

さらに事業側でも営業、広報、総務、財務、IT、マーケティングなどたくさんの種類があり、想像していた100倍くらいの人がホークスで働いていました。

僕は入団までに選手の顔と名前を覚えるだけでもかなり苦戦していたので、正直今は何が何だかわからないです。同じ人に何回も自己紹介をしてしまってます。早く覚えられるよう頑張ります。

施設の充実度

次に驚いたのが、施設の充実度です。

今は筑後のファーム施設で新人合同自主トレが行われているのですが、選手寮と球場と室内練習場が同じ敷地内にあります。

しかも球場は人工芝と土の2種類あるし、室内はダイヤモンド4面分くらいあります。ほかにもバッティングセンターみたいな場所があったり、寮にはウエイトルームやプールがあったり、なんならブルペンにはエアコンみたいなものもついてます。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」という有名な言葉がありますが、最初に施設を見たときにこの言葉を思い出しました。野球に関わる人間にとっては、まさに夢のような施設です。

働き方

そして個人的に驚いたのが、働き方です。

プロ野球球団には正社員の方と業務委託の方が混在しています。正社員の場合だと休日とか勤務時間とかが基本的に決まっているわけですが、業務委託の場合は成果物が報酬の対象となるため、働き方はある程度各々の裁量に任されています。なので、オフシーズンはだいたいお休みということもあります。

むしろ細かく指示を出すと法律違反になってしまったりするので、方法とか時間とかは自由だからとりあえず成果を出してね、というスタンスになるのです。自分で考えていろいろなことにチャレンジできそうなので、個人的にはすごく楽しみです!

また、普通に就職すると最初の数か月は研修を受け、業務に必要な基礎知識を学んだり、実際の現場を体験したりすると思うのですが、そういうのは基本的にありません。

すぐに現場で仕事ができるのはメリットでもありつつ、自分で勉強しなければいけないこともたくさんあるな、と思っています。

以上!

というわけで、ホークスに入って驚いたことをまとめてみました。

個人的に去年プロ野球界の中のことが全然わからなくて苦戦した記憶があるので、プロ野球界で働くことに興味のある大学生とかの参考になれば嬉しいです!

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