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滝本弁護士サリン襲撃事件

5月9日の気になる記念日や出来事は、オウム真理教 滝本弁護士サリン襲撃事件です。 

1994年5月9日、オウム真理教による滝本弁護士襲撃事件が起こりました。
滝本弁護士は、オウム真理教被害者対策弁護団の中心人物で、オウム真理教に入信している信者の脱会交渉を手がけていました。

オウム真理教は、甲府地方裁判所で行われたオウム真理教と住人の民事訴訟の際、サリンを滝本弁護士の車に仕込み殺害しようとしました。
幸いにも滝本弁護士は、難を逃れることが出来ましたが、その後も執拗に襲撃を繰り返しました。9月にはVXガスを使用し、11月にはポツリヌス菌による毒殺も試みましたが、いずれも未遂に終わっています。

翌年に起きた地下鉄サリン事件で、サリンというものが広く世に知られ、前年に起こった滝本弁護士襲撃事件や松本サリン事件など一連のオウム真理教による事件がサリンやVXガスなどの毒物によるものだとわかりました。

オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫をはじめ幹部たちは、無期懲役や死刑判決が決定し、
刑が執行されました。幹部たちのほとんどが、有名大学を卒業した頭の良い人たちでした。
何が、この人達をそこまで盲目的にさせてしまったのか不思議でたまりません。

裁判中オウム真理教の事件では、ハルマゲドン、サティアン、ポアという言葉やヘッドギアを付けた姿は、今でも思い出されます。
あれから30年が経過しました。
世の中には、多くの宗教がありますが、決して宗教が悪いものではないと思います。
ただ、人を傷つけたり、人を殺したりするような事だけは、絶対に起こしてはいけないと思います。

それでは、また次回

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