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人工内耳 マッピング 初回 (術後:18日目)

『マイクのレベルを上げていきま~す』(pixel6音声認識で表示)、意味のない電子音が3秒ほど続き、やはり最初は甘くないなっと思った瞬間、今までマスク越しに全く聞こえなかったSTの先生の声が聞こえてきました!その声は先輩の感想通り電子音っぽい声(もっと言うと、ポップな丸みを帯びた声)。先生の声は低い小さめの声(先生ご自身の感想)なのですが、5分もするともう普通の声に聞こえました。いろいろな周りの電子音、スピーカーからのブーン、電球の音まで。検査用の防音室なのに音で溢れていました。会計の呼び出しアナウンス、ホームや車内放送。全ての音が聞こえています。言葉になりません。

雑音もはっきり聞こえるのですが、補聴器で聞くように破裂音というか耳をつんざくようではなくて、少し片隅に雑音も聞こえるねっていう感じです。まだ、病院、電車の中、オフィスだけでそう感じるのでもう少しいろいろなシチュエーションで聴き比べて行きたいと思います☺️(まだスピーチプロセッサのノイズリダクションは有効にしていません)

音が聞こえるのが嬉しくて、耳の麻痺もどこへやら。kanso2は磁石強度5で動くと落ちるのでヘアバンド(kanso2アクセサリー)で固定してま〜す☺️

追記:
会社で女性の声を聞いたらおかしい。声が中性的な😂
テレビの音声も女性の声が宇宙人だ!😂
先生の声はバッチリだってんだけど。。
キーボードを打つ音も「ピュルッピュルッ」。。
とうやら、周波数が高い音の処理はこれからのようです😆

以下、マッピングについて先生から教えていただいた内容となります。事実誤認があるかもしれません。間違いあれば責任は私にあります。その都度訂正させていただきます🙇‍♂

コクレア・インプラント:CI622
スピーチプロセッサ:kanso2

⭐電極チェック➜👌
⭐マッピング:聞こえ始めから大き過ぎて不快になる手前までのチェック(22極の内8極)
⭐初回としては不快感なく大きく聞こえる辺り設定
⭐一週間から10日後に少しずつレンジを広げていく⭐抵抗値は高目なので少しずつ下げる。下げても聞こえるようになると効率よく神経が刺激されていることになる
⭐添付写真は初回マップ:22極の内8極を設定、残りは隣り合う設定した極と同じ値にしてある
⭐添付写真のグラフ:BW Band Width(帯域幅)、LF:Low Frq、UF:Up Frq、DR:Dynamic range
⭐左側のCodec、モード、レートなどはしばらく初期値で固定➜マッピング安定したらイジる
⭐頭の中でチカチカする(これが宇宙の声、電子音かな?)のは慣れない高音がそう聞こえる。だんだんバランスが取れてくると自然に聞こえるようになる
⭐8本の電極が900Hz間隔で同時に刺激される
⭐慣れると12本同時だったり、1800Hzまで上げられる(上げれば良いものではない)(「ヒトの耳 機械の耳」でも聴神経一本の速度はそんなに早くなかったかも?)
⭐聴神経の処理は10ms(1秒間に100回)
⭐先ずは聴神経の入り口を見極めて、処理可能な範囲で刺激間隔を調整していく
⭐ある程度マッピングできたら、補聴器を合わせて調整する
⭐補聴器が低音を拾い脳内でうまく人工内耳からの情報と融合できると良い

マップ(初回)
お約束のリュック@kanso2 🤩


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