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虚無感


>> 虚無感 (2)



非二元=虚無感。
そう結論づけて「わかりました」と
フェイドアウトしていくケースが多いのかもしれない

虚無、空虚さ、からっぽさ、なんでもなさ。

虚無感をかんじているときは
虚無を虚無感としてしか捉えられなかった。

虚無感について
わかりやすく文字化しているなーというのが
この一節。


“ 自分が存在していないという可能性に悲しみを感じるという人がいた。
それは理解できる。自分がいないってことを一瞥した(と思った)とき、
僕も悲しみを感じていた。
空っぽさを感じた。嫌な感覚じゃない。喪失感でもない。ただ空っぽ。
でも悲しく感じた。孤独な感覚。
問題は、僕が空っぽさを自分とは別のなにかとして見ていたってことだ。
自分が空っぽさを見ているんだとまだ思い込んでいた。
空っぽさというのはなにかなんだとまだ考えていた。
空っぽさはものじゃない。
見ている人はいない。
分離はない。
あるのはこれだけだ。これはひとつでもないし、ふたつでもない。
空っぽさを空っぽに見えるのは、それをものとして見ているときだ。
分離したなにかとして見ているとき。(架空の)見る人が見ているとき。
でも空っぽさはものじゃない。空っぽさは別のなにかじゃない。
見ている人はいない。あるのはこれだけだ。”

これのこと ジョーイロット(訳 古閑博丈)より


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