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#55. 再開しても再会できない人もいる

こんばんは🌙
しばらく休載しますと一方的に告げてもう完全にやめるつもりで放置して約1ヶ月が経ってしまっていた。
久しぶりに誰かがいいねしてきた通知で思い出した。

仕事もプライベートも忙しい日々を送っていたというのは言い訳に過ぎないがそれがすべてであった。
これが理由になるのであればきっとnoteに依存していた最初の2ヶ月ほどは何だったんだろうと思えてしまう。

正直8月は恋愛の「れ」の字も出てこないほどに無縁な生活を送っていた。
何かを紛らわすために始めたマッチングアプリで一度だけご飯に行ったが私の冷めきった気持ちを見透かされるのが嫌で連絡を放置してそのままアプリすら開かなくなった。

時間が解決したのか別の何かに没頭していたがゆえなのか曖昧だが、空いた穴は元々なかったかのような日常に戻りつつある。
あの時なんて素直でなんと愚かでなんと情けない姿をしていたんだろうか、我ながら恐ろしい。

先日SHISHAMOというバンドのライブに行ってきた。
最初にライブに行ったのは2014年。
2015年、2019年、そして2023年と2回目以降はなぜか4年周期で行っている。
もはやオリンピック。
というか行きたくなったり、誘われるタイミングがたまたまだったりもする。

ここからはネタバレも含むので今後参戦予定の方はぜひブラウザバックいただければ。

今回は初の2部構成。
恋を知っているすべてのあなたへ

ムービーが流れ主人公は彼氏と喧嘩をして彼が鍵を置いて家を出て行ったところから始まる。
まさに失意のどん底、3ヶ月前の私のようだ。

第1部
恋の痛みを知っているあなたへ

物語は進み彼氏がよく言ったカフェからメッセージを送り、もう一度やり直したいと話を持ちかける。
彼女が嬉しそうに返事をしたところで恋のワクワクに包まれた2部が幕を開けた。

第2部
恋の喜びを知っているあなたへ

こんなに連続で失恋ソングを聴いたこともなかったし、恋のドキドキ、幸せソングを聴いたこともなかった。
表現が正しいのかわからないが初めてライブで胃もたれした。
きっとライブ前に食べたバターたっぷりのフレンチトーストは関係ない、そうだと思いたい。

そして恋愛の曲を聴くと元カノ、好きな人何らかを思い浮かべては想いを馳せてという私のいつものスタイルとは一風変わっていた。
誰も思いつかなくて寂しさを感じた。

SHISHAMOのライブは純粋に楽しい!以外の感想はないくらいいつも確かな満足感で帰路に着くことができる。
少し距離を置いていた恋愛もしてみたいなと再び思うようにもなった。
SHISHAMOで好きな曲は終わりや明日はないといった少し闇の曲だが、、、笑

最近SHISHAMOは「明日も」と「明日はない」の曲を続けてやるのにハマっているのではと言いたくなるくらいライブでは定番化しているようだ。
この皮肉なようで何か意味ありげなメッセージを伝えようとしているSHISHAMOは青春時代の可愛らしい恋愛から社会の荒波に揉まれて大人の仲間入りを果たした。
自分らと共に成長・進化の過程が密接に曲に表れていることが何より嬉しいし、10周年を迎えても変わらず活動を続けてくれていることが非常にありがたい。

次は4年後と言わず来年か再来年あたりに行きたいなと思う。

明日からはもう一人で大丈夫
自分の機嫌は自分でとる
笑ったり泣いたりできるんだよ
ほらね、君がいなくたって

真夜中、リビング、電気を消して。 / SHISHAMO

不定期でいいのならまた再開できればと思う。
気長に待ってもらえたら。

良い夜を🌙