E.T.歌巫女☆通信 11.女性的高次元存在と歌声の進化

『光の宇宙樹の歌』

10.母なる地球のために、歌声を進化させる時!


❇本稿は、著者の体験をもとに書いた「物語」です。


引っ越してから数ヵ月後、1992年4月初めの夜のことだ。

入浴しながら目を閉じ、寛いでいると………いつしか浴室に芳香が漂い始めた。バラとユリが入り混じったような、この香りの主は……女性的な高次元存在シュシャーナさんだ!

彼女が最初に、自らの存在を私に示してくれたのは、1987年4月。睡眠中の夢で、1978年11月の独唱コンクール会場に戻っていた時、私の前に現れ、微笑みながら教えてくれたのだ。

「あの時のあなたに、あのレベルの至福体験ができるよう、手助けしたのは私です」

以来、シュシャーナさんと呼ばせていただくようになった彼女は、霊というよりも光そのもののような存在。ゴールドとピンクが混ざり合ったような色の、透きとおった光の球体で、直径は1メートル20センチくらいだろうか。ドリーム・コンタクトした翌月と、その数年後、現実の写真の私の左半身に、半球ほど重なるように写ってくれたこともある。

そんな高次元ガイド・シュシャーナさんが、テレパシーで語りかけてきたのを感じた。

「天音星良(あまねせいら)さん、あなたは、これまで心の底では、あなたらしさを認めない音楽教師の母親に、なんとか愛してもらいたいと、いっしょうけんめい声を磨き直し、歌ってきました。ですがそれは、あなた本来の道から外れた歌い方でした。どうかこれからは、あなた自身が、母なる地球を愛し慈しむために、あなたの声を進化させ、歌っていってください」

自分にとって最も大切な魂の計画を、生きるのを阻んできたブロックが、ようやく解除され始めたのだろう。私は号泣した。シュシャーナさんの女性的な光に抱擁されながら、泣き続けた。それはまるで、神聖なる本質が、ようやく覚醒め始める時を迎えた、魂の産声のようだった。


❇独唱コンクールでの宇宙的な至福体験については、「E.T.歌巫女☆通信3.」を御覧ください。

❇次の投稿は、
『光の宇宙樹の歌』~11.「光の宇宙樹の歌」のヴィジョンと意義~です。
お楽しみに!💞🌏💞

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