E.T.歌巫女☆通信 13



『光の宇宙樹の歌』
12.「実際に『光の宇宙樹の歌』を歌ってみたら…!?」


❇本稿は、著者の体験をもとに書いた「物語」です。


やはり1992年のある日のことだ。私は睡眠中の夢で、インナー・アースらしき場所を訪れた。


私は人類型E.T.のガイドに導かれ、クリスタルでできているような、音楽ホールのエレベーターに乗った。エレベーターは超高速で下降していき、やがて停止。ドアが開くと、地下深くのはずなのに淡いピンク色の空があり、エメラルド色の湖が眼前に広がっていた。

「ここからは君一人で行くんだよ」そうE.T.ガイドに促され、歩いて行くと、湖畔にチベット仏教の僧侶が2人佇んでいた。
「さあ、我々と共に祈り歌いなさい」
そうテレパシーで促されたので、私は入浴中に受信した、「光の宇宙樹の歌」のヴィジョンを思い出しながら歌い始めた。そしてどんな歌声を出しているのか、なんとか聴き取ろうとしているうちに、いつしか目が覚めてしまったのだった。


好奇心が湧いた私は、実際に声を出して、「光の宇宙樹の歌」を歌ってみることにした。

まず、歌う前の準備体操として、いつものように簡単なストレッチと、野口体操(通称、こんにゃく体操)の「上体のぶら下げ」をやった。

そして最初に、自分のハート・チャクラの中心に、「黄金の光の種」をイメージ。

次に、足下の非物質地球の中心にも、「黄金の光の種」をイメージ。

そして、「自分の黄金の光の種」から、「地球の黄金の光の種」に向かって、「黄金の光の根」を超高速で伸ばしていくイメージで、発声し始める。

すると、かつて独学したスペイン民謡を歌う地声とは異なる、仏教声楽「声明(しょうみょう)」のような地声が出てきた!ゆったりと「うねる」ような抑揚の母音で、
「ア~~ア♪ア~ア♪ア~ア♪ア~イ♪ア~イ♪オ~ン~~」といった感じ。

それが、地球中心の光とつながると、「うねり」を伴う「回転音」のようになった。
「ア~イン♪ウィアオアイン♪ウィアオアイン♪ウィアオアイン♪ウィアオアイン♪ウィアオアイ~ン~」といった感じ。

次に、頭上遙か彼方の高所に、白く輝く銀河系の渦巻きと、その中央に輝いている、黄金の高次元中心太陽をイメージ。
私たちの天の川銀河全体を、「あまねく慈しみ照らしている黄金の光」が、自分の頭頂にも降り注ぎ、鼻からの吸気とともに、ハート・チャクラまで降りてくる。

すると、口からの呼気に転じた時、ハート・チャクラの「黄金の光の種」は、「芽」を出し、高次元中心太陽に向かって、「黄金の光の茎・幹」を伸ばしていく。それも超高速で。

そんなイメージとともに出てきたのは、中音域の頭声(裏声)による「ア~イ♪オ~~~~~~ン~」。

しかも「黄金の光の茎・幹」が頭頂を突き抜け、天高く宇宙空間へ向かい始めると、その「オ~~~~~~」のところに、ヴィブラートが!それも、「うねり」というよりは「トゥレモロ」。強いて言うなら、セミの一種ヒグラシの、「カナカナカナカナ」という金属的な鳴き声が、ふんわりしたベールを被り、ソフトになったような感じ、だろうか。

私はソプラノではないし、音域も狭い。だから正直なところ、「高次元中心太陽とつながる声」など出せるのだろうか?と、少し不安に思っていた。でもそれは、まったくの杞憂だった。それほど高い声を出さなくても、一呼吸ごとに半音ずつ上げていくだけで、高次元中心太陽まで到達することができたのである!

さあ次は、ハート・チャクラから左右に水平方向の茎、「黄金の光の枝」を伸ばし、「宇宙規模の黄金の光の十字架になる声」だ。

すると、鼻からの吸気とともに、「高次元中心太陽からのあまねく慈しむ黄金の光」と、「地球中心核からの多様な生命を受容し育む母なる光」が、ほぼ同時に流れ込んできて、ハート・チャクラで合流し統合。そして、口からの呼気とともに、左右水平方向へ。

その時に出てきた声は、高めの地声、あるいは低めの裏声による、「アイウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィン♪ウィアオ~~ン~~」といった「回転音」!

そして最後、「宇宙規模の黄金の光の十字架」になった、自分のハート・チャクラから、高次元中心太陽のごとく「愛燦燦❇✴❇」と、「黄金の光を四方八方へ放つ」イメージで発声。口からの呼気とともに、「天と地が統べった慈愛の光の声」を出してみた。

すると、先ほどと同じ「回転音マントラ」が、先ほどより少し優しげな中音域の声となって出てきたのである。

そしてその声とともに、「まだ癒されきっていない自分」も、「自分が傷つけられたように感じる言動をしてきた人たち」も、「災害などで苦しんでいる人たち」も、「犯罪や戦争などに明け暮れている人たち」も、光も闇も、みんな💞み~んな地球まるごと、まるで自分の赤ちゃんのように、抱っこして歌いたい!!という想いが、本当に自然に湧き上がってきた。💞🌏💞

すると、どこか子守歌のようにも感じられる、裏声の基音と旋律に変化し、その上に、なんとも微細な高周波倍音が響き始めたのだった!!❇✴🌏✴❇

そうして、歌いながら半瞑想状態になっていた時、次のようなメッセージを受け取った。

「科学の進歩により、あなたがた地球の現生人類も、宇宙空間に浮かぶ地球や、渦巻く銀河系をイメージできるようになりました。しかしその段階で、『科学の進歩と霊性(スピリチュアリティ)の進化』を、『同調(シンクロ)』させられない人類は、他の惑星への有人飛行を実現させるよりも前に、自らの科学力を未熟な霊性で暴走させ、『文明と種(しゅ)の存続』を危機に陥れます。『惑星規模の天変地異』が起こり、『バランスを欠いた進化』に自ずとブレーキがかかるのです」

こうして私は、「光の宇宙樹の歌」を歌うようになった!

そしてアドバイスに従い、
歌う前には、自分の名前を3回声に出してから、歌唱サポートを祈って感謝。
歌い終わったら、広がったオーラを肉体の近くまで引き寄せ、黄金光球の中にすっぽり入っているイメージで、感謝とともに目を開けるようになったのだった。


❇次の投稿は、
『光の宇宙樹の歌』~13.「倍音唱法と宗教、そして動物や赤ちゃんたちの反応」です。
お楽しみに!💞🌏💞

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