E.T.歌巫女☆通信 7.E.T.とドリーム・コンタクト!

『光の宇宙樹の歌』

6.巨人型E.T.!!


❇本稿は、著者の体験をもとに書いた「物語」です。


地球とつながって歌えるようになった、1987年5月のことだ。
ある日、私は不思議な夢を見た。


そこは、どこなのか判然としない時空。私の正面には男性が一人立っていた。

彼は、身長が2メートル50センチはありそうな巨人で、光沢のあるシルバー・グレーの、ジャンプ・スーツのような服を着ていた。
髪は短めオール・バックの銀髪で、肌は透明感がありすぎるくらいの象牙色。瞳は落ち着きを感じさせる金色で、なんというか……全身がなんとなく光り輝いているような感じがした。

「天音星良(あまねせいら)、これを受け取ってほしい。君の目覚めに役立つことを祈っている」

そう言うと彼は、小さな楕円形の白い宝石を2つ、私に差し出した。顔を近づけてよく見ると、銀河系のような白い光の渦の中に、金色の高次元中心太陽が浮かび上がったような気がした。

その宝石を、彼は私の両耳につけ、優しく抱きしめてくれた。身長162センチの私は、幼い子どものように、両足が宙に浮いたまま彼を抱きしめかえした。なぜかその異人類男性のことが、とても懐かしかったのだ。

「では、そろそろ帰還する」
そう言うと彼は、メタリックなゲートの向こう側の、白いモヤの中に去って行った。


東京のマンションで目が覚めた私は、思わずこう呟いた。
「私……人類型のE.T.さんと、ドリーム・コンタクトしちゃったみたい。昔からの知り合いのようだったけど、こんな話、たぶん誰も信じてくれないだろうなぁ……」

この巨人型E.T.さんの正体というか、懐かしさを感じた理由がわかったのは、14年後の2001年3月。アメリカの著名な精神科医ブライアン・L・ワイス博士のヒプノ・セッションでのことだった。


❇次の投稿は、『光の宇宙樹の歌』~7.「ネガティヴE.T.(?)と、家庭内ハルマゲドン」です。お楽しみに!💞🌏💞

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