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ポジティブ離婚

約1年半前。
私たちは誰にも言わずに離婚した。

ハイ、この文章だけで重い!笑
さて離婚てなんでしょう?
私たちが目指したのは円満離婚だ。

お互いに我慢を続けて
氣持ちに蓋をして
心の中に膨らんでいく嫌悪を
無かったことにして過ごす日々。

発展的でないこの生活を
リスタートしたかった。

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今から話すのは相手の悪口では決してない。

夫婦ってお互い様で
分かってるようで分かってないとこも
沢山あって

周りからの印象と
家での顔はまた違うもので。
それはお互い様なわけで。

どっちが悪いとか
自分が正しいとか
もちろんたくさん考えたけど
やっぱり化学反応だから
お互い様なんだと思う。

とにかく
同じ生活を続けていく事に
発展的な未来をイメージできなかった。

夫婦生活
いいことばっかじゃないのは勿論なわけで
それなりに理解したり整理したり
努力はしたつもりだ。
それでもどうしても譲れないものがあって。

じゃあ視点を高くして見た時に
大切なのは
『お互いが自分らしく生きながら成長していくには?』ってことだった。

私たちは親である前に
1人の人間だ。

その身近な大人を見て子は育つ。
お手本にする。

我慢して自分に蓋をして
形だけ保つような生き方を
子供たちに選択してほしくないと思った。

自分の氣持ちに正直に
相手の事も尊重しながら
しがらみだらけのこの世のトラップをくぐり抜け
自分の自由をメイクする術を
身につけてほしいと思った。

でもやっぱり
両親と住めない寂しさは絶対あるわけで。
じゃあ何が寂しいのか?を掘り下げてみた。

ウチの子の場合は
『会えないこと』が寂しいんだと思った。

じゃあちゃんと会う機会をつくる。
週末はお父さんと過ごす。
もしくは合流する。
が、できればいいのでは?と思った。

リアルな話し
小言が多い母親と離れる時間も
子供にとってはリフレッシュ。

そしてお家が2つあるとゆう
なんだか楽しいメリットもある。

そして
離婚した夫婦が会っちゃいけないとか
一緒に出かけちゃいけないなんてゆう決まりはどこにもない。

むしろ
もし養育費を払ってなくても
子供には親と会う権利があり
それを守らなければいけないと
そんな事が書かれたパンフレットを
役所でもらったほどだ。

ならば。
会えばいいじゃない。
好きな時に会えばいいじゃない。

私たちが彼らの親であるとゆうことは
一生変わらないし
共に責任をとっていくこと。

たとえお互いにパートナーができても
子供は共に育てていくこと。
子育てに関して相談すること。

それを固く約束したし
お互い同じ意見だった。

てゆうことで離婚しました。

(なんか離婚て言葉にネガティブ意識がくっついてるから『籍を抜いた』の方がしっくりくるんだよな)

もし、この事がきっかけで
子供たちに重大な異変が起きたら
籍を戻すことも視野に入れておいた。

結局は親の都合なのでね。

子供たちには『お父さんは遠い場所でお仕事だから別々に暮らす。でもいつでも会えるよ〜!』と話した。

どう思う?って聞いたら
え?うん、わかった!って感じの反応だった。

そして新しい生活が始まったのである。

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私ら家族全員
【やってみないと分からないタイプ】
なんだと思う。

だから実行して
氣持ちの変化や子供たちの様子を
観察していた。

やっぱり最初は
これで良かったんだろうか?と
不安にかられたりもした。

ただ、人間関係としては
すごく良い距離感を保てるようになった。

子供は、家族みんなで住みたいな〜と
言う事もあったが
特段おかしくなる事もなく
『週末父の日』を満喫している様子だった。

もう一つのお家に行くのが
楽しみで仕方ないらしい。

楽しんだあとは笑顔で帰ってくる。
次はいつ会える?とニコニコしている。

そして周りには全く報告しなかった。
それは子供たちの前で
『離婚』の話しをしたくなかったからだ。

一般的な 離婚=不幸 なイメージを
子供に植え付けたくなかった。

大人は無意識に子供が側にいても
聞いてないだろうって感覚で
ヘビーな話しをしてしまうものだ。
私もよくやってしまう。

そして意外に大人の話しを
よく聞いている。

感受性の強い長男の耳に
『離婚』てゆう単語を
今はまだ入れたくなかった。

それでも噂はあっとゆうまに広まったようで
私が知らないうちに
周りの人全員が知っていた。

直接聞かれたことは
全くと言っていいほど
ほとんどなかった。

そして『偽装離婚だ』って
囁かれてることを知った時は
なんだかあまり素敵じゃない感情が生まれたりもしたが

私の説明不足なんで
そりゃそーだよねと思った。

心配かけてごめんなさいて氣持ちと
それでもやっぱり
子供たちのメンタルを守りたい氣持ちと
ほんとの事を言えない苦しみと

そんな狭間にいた。

おかげさまで長男の耳に入ることなく
ここまで来れたから
そっとしといてくれた周りのみんなには
本当に感謝です。心からありがとう。

で、改めて。
長男にこんな話しをしてみた。

『お母さんがお父さんと暮らすことはもうないと思う。私たちは自分だけの時間や空間が無いとダメなの。別々に暮らした方が仲良くできるの。でも君のお父さんとお母さんてのは一生変わらないよ。どう思う?』

【うーん。まぁ一緒に住みたいとは思うけど〜。】

『でもお家2つあるの楽しくない?』

【楽しい!お母さんの事も大好きだけど〜、たまにはお父さんと弟と3人で遊びたいから、やっぱりお家2つがいいな〜!
お父さんが2人いてもいいな←】

なんて言ってました。笑

離婚した方が良い距離で接する事ができる。
私たちの場合はそうだった。

【仲良しの秘訣が離婚】
なんて奇想天外な話しだけど

家族みんなが自分の生き方大事にしていいし
協力しながら自由にメイクしていい。

子供を幸せにするとゆう軸がぶれなければ
いいんだと私は思う。

同じ親として一生付き合っていくなら
仲良い方がいいじゃない。

そうゆう意味では同志なんだからさ。

離婚はネガティブなだけじゃない。
ポジティブになるための離婚もある。
囚われる事は何もない。

オリジナルの形は自分で作っていける。

キョーちゃんのキョーは
スットンキョーのキョーです。

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