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【マスターデュエル】後攻ワンキル型イビルツインスプライトでマスターランク1が取れた話

こんにちは天宮ユウキです。
6月のランクマでマスターランク1に行けました。
使っていたデッキは後攻ワンキル型イビルツインスプライトです。

・デッキ内容

メインデッキ1
サイフレーム・ドライバー×1、 D. D.クロウ×2、増殖するG×3、サイフレーム・γ×2、ライブツイン キスキル×2、ライブツイン リィラ×2、ライブツイン リィラ・トリート×1、ライブツイン キスキル・フロスト×1、スプライト・ブルー×2、スプライト・ジェット×2、スプライト・ピクシーズ×1、スプライト・レッド×1、スプライト・キャロット×1、灰流うらら×3、屋敷わらし×2、ディメンション・アトラクター×2、サンダー・ボルト×2、ハーピィの羽根箒×1、心変わり×1
メインデッキ2
ライトニング・ストーム×1、三戦の才×1、月女神の鏃×1、ライブツイン トラブルサン×2、コズミック・サイクロン×1、スプライト・スターター×2、スプライト・ガンマ・バースト×1、無限泡影×3
EXデッキ
共鳴の翼ガルーラ×1、ウィンドペガサス@イグニスター×1、神騎セイントレア×1、ギガンティック・スプライト×2、イビルチュア・メロウガイスト×1、ダウナード・マジシャン×1、ネガロギア・アーゼウス×1、鉄獣戦線 徒花のフェリジット×1、イビルツイン キスキル×1、イビルツイン リィラ×1、スプライト・エルフ×2、トロイメア・ユニコーン×1、イビルツインズ トラブル・サニー×1

※ティアラ用と書いてますが、ティアラメンツ実装時から現在まで何度も組み直して名前をつけてた名残りです。

戦術としては相手先行に手札誘発で妨害して、後攻のターンで初動のライブツインと後手捲り札を使って盤面をひっくり返してワンキルするという流れです。

また、このデッキは超短期戦を想定している為、まともに凌げるのはアーゼウスを使う時くらいです。ギガンティックスプライトやスプライトエルフ、スプライトガンマバーストがなくなるとワンキルできない可能性があります。ただし、状況次第では下級モンスターのみでのワンキルは可能です。

このデッキの特徴を挙げるなら手札誘発の為に初動札を減らしてる点です。初動札のライブツインカードがトラブルサン含め2枚ずつなので、多くのイビルツイン使いは変に感じると思います。初動札は多い方が有利だと考えるのが普通ですが、このデッキは手札誘発が多く引けてる時の方が強いのと、ライブツインの効果上、片方さえいればいいので2種類同時に来ても手札事故にしかならないと考えたので、2枚ずつに減らしてできるだけ手札誘発が引けるようにしています。一部の捲り札や構成は某バーチャルYouTuber氏の動画を参考にしています。デッキ枚数は実は40と60、果てには50と変動していたのですが、某氏の動画を見て直感的に40に決めました。

※某バーチャルYouTuber氏との決定的な違いはライブツインカードの枚数と、捲り札と手札誘発の数、それとビーステッドの採用の有無です。

流行りのビーステッドについてですが、春化精入りデッキやアダマシア等にはどうにもならないと判断したのでやめました。一応試行錯誤で入れたりはしましたが、使い所がイマイチピンと来なかったです。それよりも超短期戦なら D Dクロウや屋敷わらしの方が強いと考えたのでそちらを優先して入れました。ティアラメンツに強いのも利点です。
月女神の鏃用のEXデッキのカードは1枚ずつ採用。2枚ならもうちょっと考えますが、1枚採用なので1枚ずつあればいいです。
ギガンティックスプライトやスプライトエルフが2枚なのは再展開用です。もう1ターンだけ頑張る為に2枚採用しています。


・デッキ枚数について
最終的には40枚になりましたが、60枚になったり、果ては50枚になったりしました。枚数増やす時は捲り札を増やしたり、ライブツインを3枚にしたりします。意外と回ります。

・このデッキの強みと弱み
まず弱みですが、初手の手札誘発で半分くらい勝負が決まります。それと初動札が自ターンまでに1枚無いとまともな展開がほとんどできません。後、捲り札があってもひっくり返せないこともしばしばあります。それだけ現代の先行制圧が強力であると言えます。
次に強みですが、第一にEXデッキの自由枠があるという点です。普通の先行型のイビルツインスプライトだとびっちり埋まるので月女神の鏃用の採用は難しいです。しかし、このデッキはギガンティックスプライトとスプライトエルフが1枚ずつあれば基本的に動けます。敢えて再展開用に2枚採用してるのであり、また2枚採用しても尚枠があるという点は強みと言えます。第二に初動札がなかったり、失敗してもギリギリ運用できる点です。スプライトはレベル2モンスターさえいれば特殊召喚ができるという効果上、ライブツインの効果失敗時やコスプレ体のみか増殖するGが手札にあれば展開が可能です。つまり、初動札らしい初動札がなくてもどうにかできることがあります。また、ライブツインのコスプレ体やトラブルサンでケアすることも可能です。更に心変わりや三戦の才で相手モンスターをパクってスプライトエルフに持っていって、そこからギガンティックスプライトに持ち込むパターンもあります。第三に先攻展開もある程度可能な点です。大元がイビルツインスプライトなので、先攻を渡されてもある程度動く事が可能で妨害を用意できます。でもそのおかげで後攻なのに手札が先攻札みたいなこともしばしばありました。第四にビーステッドの効果をある程度避けながら後攻捲りが可能な点です。使用するカード自体に光闇は含まれていますが、墓地に送るのを手札誘発以外少なく済むことがあります。更にギガンティックスプライトで特殊召喚をほとんど封じることでビーステッドを炙りだしたり、召喚させないようにできます。なので、ビーステッドにある程度強くあたることが可能になります。

・対戦してみた時の感想
勝敗の半分以上は手札誘発の枚数と初動札の有無で決まっていました。手札誘発は最低2枚ないと厳しい場合が多かったです。ただし1枚でも場合によっては、ティアラメンツ、烙印、すこぶる負けが多いスプライト相手でも勝ちました。また、ビーステッドが通用しない春化精入りデッキやアダマシアにも勝つことはできました。この辺りは D Dクロウやわらしの方を採用したのが功を成しています。ふわんだりぃずは手札誘発が決まってしまうと大きく展開できないことが多かったのでそれが要因となって勝てました。先程も言いましたがスプライト相手にはすこぶる成績が悪いです。原因はスプライトの妨害貫通能力の高さです。ティアラメンツや烙印も妨害しても別の展開をしてきますが、スプライトはそもそもレベル2が2体いるだけで展開できる為、妨害札が足りないと感じることが多かったです。他のデッキが体感3割くらいの勝率ならスプライトは1割行けば良い方です。

・採用を辞めたカード、採用を決めたカード、採用枚数について
採用の有無はほとんど環境に合わせて変えたりしていましたが明確な理由でしなかったカード、辞めたカードもあります。

レッドリブート
便利なカウンタートラップとしてティアラメンツ実装時には使っていましたが、ビーステッド実装と共に主な仮定敵であったふわんだりぃずが減少したので辞めました。それにふわんだりぃずは止めるのが比較的容易なので、手札誘発だけでなんとかすることにしました。

墓穴の指名者、抹殺の指名者
有能カードではあったのですが、後攻時に頼りにならない点と某氏は(おそらくビーステッドを入れていたので)抜いていたので自分も敢えて抜いてみました。結果的には手札誘発が気持ち若干来るようになったと思います。

スプライト・スプリンド、素早いビーバー、素早いアンコウ
これらのカードはギミックとして採用していました。通ると頭数が増えるので便利なのは間違いなかったのですが、手札事故を招いていたのも事実です。なので最終的には不採用にしました。(その代わりにフェリジットを入れました。)素早いビーバーは体感どんな時でも呼び出せるけど、手札誘発が効きやすくなってるライブツインという使用感でした。

エフェクトヴェーラー、幽鬼うさぎ
これらのカードは現環境でも活躍が見込めると思うのでどこかのタイミングで入れるかもしれません。ただし、ビーステッドの召喚条件を満たすので6月時は不採用でした。

サンダーボルト、ライトニングストーム
枚数で考えるタイプです。tier1になった時はサンダーボルトは2枚、ライトニングストームは1枚採用でした。今の環境は必要な場面もあるので1枚は最低でも入れたいです。

スプライト・ピクシーズ
ピンで欲しいカード。数合わせから火力面まで使える所しかない有能カードです。入れて損はないです。ただし、アトラクターを使うと効果が使えなくなるので注意が必要です。

サイフレーム・γ
便利だけど弱点も明白なカード。実はある後攻カグヤ使いが使っていたので参考に思い切って入れました。有効な場面も度々あり良かったのですが、サイフレーム・ドライバーという手札事故ができたのは痛いので少し悩みどころです。

打ち出の小槌
デュエリストカップ55位の某ヌメロン使いの方が使用していたので試しに採用してみました。しかし、このデッキの欲しい物は初手の手札誘発だと気づいたのでそっと抜きました。

心変わり、三戦の才、月女神の鏃
某バーチャルYouTuber氏が後攻用に採用していたカード。当時、手札誘発しか頭になかった自分にとっては画期的なカードでした。今はそれぞれピン採用ですが、場面毎に使えるので入れて損はないです。

朔夜しぐれ、浮幽さくら
まず、朔夜しぐれはふわんだりぃずや特殊召喚をあまりしないデッキには無力という点で不採用にしました。ただし、多くのデッキに有効なので場合によってはありです。浮幽さくらはメタゲームができないと難しい点、また環境が極端にならないと使えないので途中から不採用にしました。

ディメンション・アトラクター
ティアラメンツにバカ強いカード。烙印付きだと逃げ道が有るのですが純構築だと墓地肥やしが不可能になる為、出てきたら嫌がらせの如く使っていました。ビーステッドが実装されたので一旦は不採用にしましたが、烙印にもある程度効くと判断したのとティアラメンツがまだいるので再度採用しました。ちなみに初手で増殖するGと一緒に投げると大半の相手は動かなくなるのでやってて面白かったです。

ビーステッド系のカード
今流行りのテーマ。強いのは間違いなく分かります。ただ、使い方があまり分からなかったのと光闇以外には無力なのと、カードを墓地に捨ててない限り召喚できないという弱点を持っている為、不採用にしました。それにこのデッキは超短期戦型なのを活かして D Dクロウと屋敷わらしを採用することにしました。

D Dクロウ、屋敷わらし
強い汎用カード達。ティアラメンツはもちろん、ビーステッドにも強く当たれる為2枚採用しました。2枚なのはそれよりもうららや増殖するG、無限泡影を引きやすくしたいからです。意外にも素早いビーバーやマグナムートの効果は墓地にも関与する為、屋敷わらしを投げれます。

スプライトカード
スプライトは多くて2枚が限界です。3枚に増やすと手札事故になるので絶対ダメです(規制で増やせないカードがあるけど)。このデッキは手札誘発で防いでライブツイン初動で決めるという大枠の流れがあります。スプライトは強いテーマではあるんですが、手札に何枚も来てデュエルの足を引っ張ることも何度もありました。ライブツイン展開の妥協はできてもメインを張るカードでは絶対ないです。あくまで強力な展開のサポートとしての役割がこのデッキにおけるスプライトの役割です。

イビルツインズ キスキル・リィラ、トラブル・サニー、イビルツイン キスキル、リィラ
キスキル・リィラは手札事故を招くので泣く泣く不採用にしました。トラブル・サニーはほとんどいらないのですが、念の為に1枚だけ採用しています。リンク体のキスキルとリィラは先攻展開の時の為に1枚だけ採用してます。

ライブツイン キスキル、リィラ
コスプレ体は手札事故になる事がありますが、ケアにもなるので1枚採用しています。メインとなるライブツインは3枚ではなく、2枚にしています。理由は1枚あれば回るのと手札事故の防止及び手札誘発の確保の為です。トラブルサン含めて6枚でもそれなりに回るので2枚ずつ採用にしています。

・そもそもなんでこんなデッキを作ったのか
多分気になる人もいるかもしれませんが、なんでこんなデッキになったのか。
まず第一にイビルツインが使いたいデッキだと改めて感じたから。実はティアラメンツ実装時に烙印ティアラメンツを使っていたんですが、展開の長さと違和感で辞めてしまいました。(自分の中では)楽しめないデッキだなと感じたのでイビルツインスプライトに戻りました。
第二に動画投稿者や周りの人を見て、先行制圧で決める人が多いと感じたからです。他人はともかく自分は先行制圧だけで決めるのは嫌だなと思い、試行錯誤しながら後攻捲りデッキを作り出しました。結果的にはビーステッドが来て一部のデッキが使えなくなるような事態になり無理矢理後攻になったりする中、このデッキは違和感なく戦うことができました。

・最後に
参考になるかどうかは分かりませんし、マスター1に昇りつめられたのも運だったかもしれません。それでも一介のイビルツイン使いが色々試行錯誤していたのだと覚えてもらえると嬉しいです。ありがとうございました。

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