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最近読んだ漫画5タイトルまとめ『勇者様、湯加減はいかがですか?』『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌』『モンスター娘のいる日常』『いつか天魔の黒ウサギ』『これはゾンビですか?いいえ、ってかコレ誰⁉︎』

記事にしなかった漫画を含む5タイトル分まとめます。基本的にネタバレ無し。


①勇者様、湯加減はいかがですか?

ロリをエッチに描くぞ!という意気込みを感じる漫画。1巻しか読んでない。

  • 作者:まりも

  • 巻数:既刊5巻

  • 個人的な点数:67点

人間軍と魔王軍の戦争が終結して僻地の温泉宿に飛ばされた元勇者の「ロキ」と魔王軍の元四天王の幼女「ガイアベル」参謀「シルヴァ」が協力して戦傷したモンスターを湯治で癒す話。

とにかくロリキャラのガイアベルをエッチに描くぞという意志を感じる。カバーを捲るとしっかりと幼女の顕な姿が描かれており好印象。カバー捲ったら服が脱げてる漫画が一番偉い。

『勇者様、湯加減はいかがですか?』

本編においても「幼女のマイクロビキニ」幼女の「擬似ソーププレイ」と幼女がやったら嬉しいことをしっかり抑えている。

『勇者様、湯加減はいかがですか?』
『勇者様、湯加減はいかがですか?』

少女や女性に関して言えば乳首まで描かれており完全に絵目で読むことが可能。
ただやってることは湯治の手伝いでしかないのでエロと可愛いロリ以上のなにかは1巻時点では得られない。既刊5巻とあるが2020年に5巻が出て以来、音沙汰なし、公式Twitterも息をしていない。

可愛いロリキャラのあられもない姿を見たい俺みたいなロリコンにしか需要のない漫画。


② おれと一乃のゲーム同好会活動日誌

ちょっと原作読みたくなった。原作未読。

  • 作者:葉村哲、森みさき

  • 巻数:全2巻

  • 個人的な点数:66点

当時のラノベ感全開の当時のラノベ原作の漫画。
戦う理由も目的もない世界で異能力を持つ主人公たちがゲーム同好会を中心に活動する日常漫画。ただしゲームは全然しない。

当時のラノベ感が凄まじく、主人公は誰にでも優しいハーレム系のやつ。メインヒロインは素直になった戦場ヶ原ひたぎ、もう1人のヒロインはテンションが高く独特な口癖の多い巨乳女でよく見る組み合わせ。絶対面白くないと思ってたけど案外面白かった。

ハイテンションであることを大コマにデフォルメされた絵柄を用いることで表現しており悪く言えば手抜き、よく言えば疾走感がある。

『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌』2巻

疾走感があり飽きない工夫がされているからといってシナリオがつまらなければ意味ないが、それぞれ異能力をもつ代償としてかなり重めの制約が課せられており、ややキツめの日常パートが後半のシリアスの布石となっている古き良きエロゲーの流儀が踏襲されている。

主人公はありがちな異能力無効系の異能力者だが、Wikipediaでネタバレされたところによるとキチンとそれも伏線となっており、案外キャラクターデザインと世界観が作り込まれていて興味深かった。漫画は全2巻と短いので若干シリアスパートもあるドタバタ日常系って感じだったけど、もし伏線を全て回収してキャラの性格や能力が全て意味あるものならばわりかし面白いだろうなと思った。

ぜってーこんな漫画に萌えネー、と意気込んで読んだけどしっかり“萌え”た。ちょっろ。

『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌』1巻


③モンスター娘のいる日常

ごめん、スーちゃんです。12巻までしか読んでない。アニメ視聴済み。

  • 作者:オカヤド

  • 巻数:既刊18巻

  • 個人的な点数:76点

「他種族間交流法」の施行によってモンスターと人間が共同生活を行えるようになった世界で主人公・来留主がモンスターたちのホストとなり生活を営む漫画。

とにかくエロくほとんどエロ漫画。エロ漫画から18禁部分を排除しラッキースケベ分を強くした感じ。モンスター娘たちはあまりにも性的で、主人公と結婚しようとあの手この手で既成事実を作ろうとしてくる。

極部を描けない代わりに乳首に全力を出すぞという意志を感じる。さまざまなシチュエーションでさまざまなおっぱいに付随した乳首が描かれる。乳首漫画。

※以下、乳首が写ります。

『モンスター娘のいる日常』3巻

モンスター娘がモンスターたる性質を利用したエロシーンが多く、またモンスター娘の種類も多いのであらゆる性質がエロシーンを描くための動機に転嫁され、それに伴ってあらゆる性癖が開拓される。

個人的にはスライム族のスーちゃんが一番好き。やや知能に劣り本能的に行動するスーちゃんのあどけなさが可愛い。スライムとエロは切っても切り離せないのでサービスシーンを提供するための皮切りとしても良い仕事をする。

『モンスター娘のいる日常』2巻

モンスター娘は人間の女性の上半身+元ネタとなる種族の下半身によって構成されることが多い。さまざまな他種族が共生しているため、それに伴う生活用品や福祉が描かれる機会も多く、世界観がよく練られている。

本筋となる主人公との結婚相手を決める話やエロシーン以外にも、鳥頭のハーピーであるパピちゃんが、鳥頭故に誰にでも話しかけ周囲と馴染むことのできない他種族と友情を深める話は美しい。百合カプ目で読んでも全然イケる。

『モンスター娘のいる日常』2巻

絵、話、癖と申し分ない。アニメも見たけど個人的に漫画の方が絵に癖が多分に投影されていて良い。アニメで良いなと思ったオタクは原作も読むべきだと思う。


④いつか天魔の黒ウサギ

清々しいまでの突き抜け。原作未読。

  • 作者:鏡貴也、あさひな栞

  • 巻数:全6巻

  • 個人的な点数:66点

今で言うところのなろう系。しっかりとテンプレが全部ある王道。

主人公が1話から死ぬ、というのはよくある始まり方だが、死んだことをトリガーに9年前に少女とある約束を結んでいたことを思い出し、再会を果たす。つまり1話時点で既にヒロインレースに勝敗がついている点でテンポが良い。
キャラや能力、武器など全体的にめちゃくちゃ中二で当時の中二ならノリノリで読めたと思う。いまだとちょっとキツイけど画力が高いので圧倒的な力を持つ笑顔で人を殺すタイプの敵キャラはしっかり強そうだし、モンスターデザインにも迫力がある。

『いつか天魔の黒ウサギ』1巻

意外にもシナリオは王道で、メインヒロインとの別れ、確実にヒロインレースで負ける幼馴染の奪還、異世界での強化イベント、闇堕ちした主人公と愛の力で闇の力を使いこなす展開とテンプレが全部ある。

『いつか天魔の黒ウサギ』3巻

しっかり別れるし、

『いつか天魔の黒ウサギ』5巻

しっかり圧倒的強者に師事して強化する。

原作未読なのでなんともいえないが今読むと良くも悪くも王道のなろうだなぁといった感じでとりわけハマる要素はなかった。ただ絵は上手いしキャラは可愛いし中二キャラはしっかり俺TUEEEしてるので好きな人は好きだろな。

最後は清々しいまでの突き抜けエンド。主人公たちが「もちろん私たちも仲間に加えてもらえるんでしょう?」って言いながら教室に現れてちょっとおもろかった。その役やるの主人公なんだ。

『いつか天魔の黒ウサギ』6巻

ライバルキャラが指揮っててちょっと良い。


⑤ これはゾンビですか?いいえ、ってかコレ誰⁉︎

マジで誰なんだよ

  • 作者:松林悟

  • 巻数:全1巻

  • 個人的な点数:51点

「相川歩(仮)」というもはや歩でもなんでもない謎の変態マッチョが主人公の4コマ含む漫画。

原作者が「何をやってもいいです」とお達しを出した結果できた漫画らしい。歩仮はとにかく酷く下品な下ネタが漫画の半分程度を占める。他の女キャラに関しては4コマ用にデフォルメされてはいるが大方原作準拠。

歩仮が下品なことをして裁きを受けるテンプレが多い。下品な下ネタは別に面白くないのでシナリオ目で読むのはかなり厳しい。

一方、線は少ないが絵は可愛いのでギリ絵目で読めないこともないようなあるようなないようなあるようなない。

『これはゾンビですか?いいえ、ってかコレ誰⁉︎』

これゾンの全てを知らないと気が済まない人以外は読まなくてもいいと思う。ただ完全に地獄のミサワのルシファーの扱いを受けている夜の王はちょっと良い。

『これはゾンビですか?いいえ、ってかコレ誰⁉︎』

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