「教師ガチャ(先生ガチャ)」

近年流行している言葉に「◯◯ガチャ」というのがあります。

お金を入れてレバーを回すとカプセルが出てきて、その中に景品が入っているというタイプの娯楽機械を「ガチャガチャ」とか「ガチャポン」とか言うのですが、何が出てくるかは運任せで、当たり外れがあるのです。

そこから出発して、人生においてこれは当たりだったとか、これは外れだったということがあったときに、それを「◯◯ガチャ」という言葉で表すわけです。

使用例としては、小学校などで、仕事に熱心だと言われている先生と、先生の仕事に情熱はないのだけれども辞めても他に行くところがないからそのまま続けている先生がいたとします。

親は前者のような先生を希望していて、でも、後者のような先生が担任になった場合、「担任ガチャに外れた」などと言います。

「教師ガチャ(先生ガチャ)」という言葉もあります。

「教師ガチャ」・・・自分が先生だったら言われたくない言葉ですよね。

「担任ガチャ」は小学校などで言われる言葉ですが、「教師ガチャ」になると、親ではなく、授業を受ける当事者が多く使う言葉かもしれません。

さて、最近、noteの記事の中で日本語教師に関する「教師ガチャ」に関わる文章を読みました。

その記事は、

「こんな日本語教師に出会いたい」( くまてつさん@中国|日本語教師 2021年9月27日 )

です。

記事を読む限りにおいては、中国で日本語教育に携わっている方のようです。(現在、日本語の教師への研修が主な仕事のようです。)

その経験に基づいて、やはり学習者にとってやはり教師ガチャというものは存在するのだと言っているのですが、同時に、こんな特徴を持った先生はいい先生だという意見も書かれています。

記事によると、

1)穏やかな雰囲気を保っている

2)適当なことを言わない

というのが、いい先生の特徴である

というご意見のようです。

その上で、「誠実さ」が大切であると言っていらっしゃいます。

その他、(以下、「 」部分は引用)

「特に中国において、日本人であれば日本語教師として採用されます。」

「この状況にあぐらをかいていると「外れ教師」の烙印を押される可能性もあります。」

という記述もあります。

事情よく分かりませんが、がっかりさせられるような人に出会うというか、この人で大丈夫なんだろうかというような人が日本語の先生をやっている場合があることについて少し残念だと思っていらっしゃるのかもしれません。

以上は、簡単な紹介ですが、ぜひnoteの検索で探して記事全文を読んでみてください。(要約は、やはり抜け落ちる部分もあるので、興味を持ったら、全文を読んでいただくのが一番いいと思います。)



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