「扁桃(へんとう)」

1月は乾燥してもともと風邪をひきやすい時期です。

最近は、新型コロナウイルス対策で手洗いが以前に比べて徹底したおかげか、ただの風邪は少なくなっているのかもしれませんが・・・。

風邪をひくと腫れるのが「扁桃腺(へんとうせん)」・・・と思っている人も多いのですが、正式には、そう呼ばないのだそうです。

では、どう言うか。

「扁桃(へんとう)」と呼ぶのだそうです。

理由は「腺」ではないから、ということらしいです。

小学館『家庭医学館』「扁桃」の解説 https://kotobank.jp/word/%E6%89%81%E6%A1%83-131340 の最後のところには、

▼引用開始

扁桃は一般に扁桃腺(へんとうせん)と呼ばれますが、腺構造はなく、扁桃が正しい呼び方です。

▲引用終了

とあります。

正確さを期すと「扁桃」なのだけれども、習慣で「扁桃腺(へんとうせん)」と言っているにすぎないとうことのようです。

なお、「扁桃(へんとう)」という言葉自体は、もともといわゆるアーモンドのことを指す言葉ですね。


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