大河ドラマ「光る君へ」おもしれ〜
「光る君へ」、4話まで放送されましたね！
源氏物語が大好きだったので前々から楽しみにしつつ、「紫式部と藤原道長の恋愛モノ？どういうこと？？」と、期待半分、不安半分な気持ちでいたのですが、始まってみたらこれが面白い面白い！まひろと三郎の関係性が微笑ましくて良すぎて、素直に応援してしまっています（笑）でもここからまひろは宣孝と、三郎は倫子さまと結婚するんですよね！？お互いどんな感情になるのかドキドキすぎる！！もう、大真面目に二人の恋模様にハラハラしちゃってます（笑）
源氏物語をどう扱うんだろう？という点も気になっていましたが、まひろの物語の中に源氏物語を彷彿とさせる要素がたくさん散りばめられていて、「あ！このシーンって！」となれるのがめちゃくちゃ楽しいです。Xでもみんなで盛り上がれて良いですね。
登場人物もみんな良いのですが、なんと言っても本郷奏多さん演じる花山天皇がまるで漫画やアニメのキャラばりにキャラが立ちまくりで最高です・・・。まひろパパへのクソデカ感情が良すぎた。これからも活躍してほしいですが、この後悲劇的な方向に向かうんですよね・・・？不安だ〜。
あと４話の詮子さまが夫である帝に毒を持ったと思われ、父・兄弟に詰め寄るシーンが本当に良かった。私は平安王朝文学で「女性は夫・子への愛の文脈にいるのに、男性は『婚姻と出産は政治行為なのになに愛の話してるの？』と思ってる」みたいシーンが好きなんだと再確認しました。
"心がある"人間の婚姻や出産を政治システムに組み込むのは無理があるだろうっていうのが露呈する瞬間というか政治システムの裏で人がこんなに傷ついているんだぞという告発が好きというか。こんな風に書くとなんだかとても酷い人のような感じがしますが、とにかく政治と愛に引き裂かれる人々（特に女性）を描く物語が好きなんですよね。
光る君へに話を戻すと、道長が詮子さまの感情を踏み躙るような父や兄のやり方に違和感を持っていることが示唆されていて、今後の展開に繋がっていく流れが見え始めてきていて上手いなと思いました。詮子さまのこれからがとても楽しみです。
あと、光る君へが始まってからというもの、素敵な源氏物語関連書籍がたくさんXに流れてくるのも嬉しいです。先日読んだこちらも良かった。
紫式部の一人称視点で紫式部の人生を振り返る内容でしたが、彼女のどのような経験が源氏物語に反映されているかという部分は、源氏物語を直接描かず源氏物語に登場する要素を紫式部の人生に散りばめる手法を取っているという点で光る君へに通じるところがあるなと思いました。
それから先日は、渋谷スクランブルスクエアの光る君へ展にも行ってまいりました！
メッセージを書けるとのことでしたので書いてきました。
ロバート秋山さん大好きっていうコメントが多くて驚いた（笑）確かに秋山さん演じる藤原実資、有能な人物でめちゃくちゃ良いし秋山さんの演技も最高！
１年間毎週日曜を楽しみにできるって最高です。これからも紫式部イヤーを楽しみたいと思います！
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