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TRPG『沼男は誰だ?』感想

⚠️注意!!!!!⚠️

このnoteにはクトゥルフ神話TRPG『沼男は誰だ?』の
重大なネタバレを含みます。

TRPGの特性上ネタバレを見るとプレイできなくなります。
ご注意ください。


1:ご挨拶

こんにちは!雨風ヤムです。
初めてのnoteになります。

初めましての内容はクトゥルフ神話TRPGのシナリオ、『沼男は誰だ?』の感想です。
クトゥルフ神話TRPGの知識を要します。
あと、雨風シノグのYouTubeチャンネルにて公開されているアーカイブをご覧に待った後に2窓とかでご覧になりながら読むと良い感じです。
(目次から各種リンクへ飛んでいただくと配信載ってます。)

あとあと、本当にそのまま書いてます。
ネタバレの注意しましたからね?
後で何言っても知らんからね?

2:導入

今回韓国人キャラのチェソン君を連れていきました。
ぶっちゃけ韓国語の知識とかあんまり詳しくないんで結構テキトー言ってます。

チェソン君は体力がないので外に出たくないマンです。
正直この導入はスムーズに進めようと思えば出来たんですが、「コイツァ嫌がるだろうなぁ」って無意味にごねてみました。

後で「最初とテンション違くない?」って言われるんですが理由が何個かあって。
1、クールなキャラにしたかったけど母との関係上ちょっと元気なキャラに直前で変更があった。
2、外に出るのが嫌なだけで別に人嫌いではない。

まず1。
シノグと母のキャラクター性について打ち合わせがあったんですが、私の“母親像”はいつでも私の実母です。
私はゴリゴリ不登校引きこもりマンだったので私の人格、思考形成について影響しているのは学校行かずに行ってた日本舞踊の先生たちと母です。
私と話した事ある人はわかると思うんですけどお前ホンマに元鬱?元不登校?って疑えるくらい陽キャなんです。
私が元気になれたのは周りのおかげと言い続けてるんですがマジそうなんす。
だからチェソン君があの母から生まれてクールボーイになる未来が見えず何でもズカズカ言う怖いものなしボーイになりました。
そのせいでキャラブレがちょいあったんですよね。

続いて2。
チェソン君はお外大嫌いボーイです。
体力がないので外出たくないしオモニがお使い頼んでくるけど断ったら小遣い無くなっちゃうしもう行くしかねぇ〜な感じです。
でもお人好し人誑しなので出会ったからには頼まれたからには一緒に行ってくれます。優しいね。

3:合流

みんな可哀想すぎるやろ…。
人助けしようと思ったらこんなことに…(´;ω;`)
でも何かごめんなさいって言いながらだったのでなんか悪い人じゃないんかな?ってのが印象ではあったんすけどね。

あとここの銭さん(斎藤さん)の発狂RP良すぎる。
「どうやって食べようかなぁ」「ハンバーグにしよう!」じゃねぇよ。最高か?

マクルさんの初登場な訳ですが、配信終わった後で皆で話したんですけど、マクルさんシノグとそっくり問題。
なんか服緑色やし。
ロン毛やし。
こういう頭おかしいこともたまに言うしな。(???)

んで早速死にかけるハルサト君(一条さん)。
マジでお慈悲コールして良かった…。
こういうの気に入らないGM、PLさんはガチギレ案件ですがまだ導入レベルの時間で1人退場はどうにかしたかったんや…。

シノグは基本的にダイスの女神に愛されまくる人間なんです。
今までの他シナリオでもあんまりファンブらないタイプ。
そのおかげでシークレットダイス、敵の攻撃判定の成績が良すぎてプレイヤーからすればマジキツかったです。
勘弁してくれ。
シノグ曰く、
「俺、浮気した事ないと思ってたけどダイスの女神と浮気してたっぽいわ」

4:探索

今回の沼男は全体的にダイス運が良くなくチェソン君は1回もクリティカル出ませんでした。カナチイ…。

何て言うかTRPGは情報を求めて探索するゲームなので元々日記とかが多いのですが、このシナリオ日記多いなぁって感じでした。
私があんまり長編シナリオやってないだけかも知れませんけどね!!!
最近私も日記を書き始めていて私が何かに巻き込まれたらこういう風に読まれるのか…と思いました。厨二病なので!
ちなみに私の日記帳は鍵付き日記帳なので探索してパスワード特定してもらうことになります。TRPGっぽ〜い!!!

この探索パート、部屋数の割に調べられる所、出る情報が少なくてこの時点では困ってました。
マクルさんの居るところを探さないとと思ってたのでもうちょっと情報あると思ってたんですが…。
まぁ後ほどめちゃくちゃ情報出ますけどね!

ママとの電話シーンなのですが、中で言った通りチェソン君はここで覚悟ガンギマリします。
想像に容易いですよね。
死を覚悟する怖い思いのオンパレードでもうママには会えないことを覚悟します。
男子高校生がママに素直に「愛してる」なんて言うのは例え日本人じゃないとしても並のことでは言いませんよね。

それと共に、「どうせ死ぬなら全面的にこの人に協力しよう」とも覚悟してます。
もう帰りたくても帰れないと思っています。ママを巻き込むかもしれないし。
それなら命掛けても後悔しないくらいこの友人たちに尽くす覚悟です。
チェソンはそういう人間です。お前良いやつだな。

あと自分で言うのはアレですけどチェソンの思想マジで好きすぎ。まぁ私が考えたキャラやもんな。そらそうか。
自分がどういう人間か定義するのは自分ではなく他人である、これ重要ですよね。
私がこういう人間でありたいと願い、他人からそう見えればそうなんですよね。
他人からそう見えなければ自分の努力が足りないか間違った努力で届いてないかだと思ってるんですよね。
自分では優秀だと思っていても他人から使えない人と思われてたら使えない人だし、自分は使えない人間だと思ってても周りが優秀だと思えばあなたは優秀です。
一例ですが。
そうでありたいと思うことと、本当にそうであるのかは全然関係ないことだと思います。
貴方がスワンプマンであろうがなかろうが、友人たちが貴方を貴方と認めれば、変わらず貴方です。
この思想がラストのチェソンのクソカッコイイシーンに繋がります。
後述しますので何となく頭の隅にどうぞ。

そして最後に。
ビクドンマジで美味いんで。
ヨロシク。

5:2日目

早速電話からですがチェソンお前怖いもんホンマに無さすぎか〜〜〜〜〜?????
日記の内容的にカタギじゃない人間にこの電話の言い口出来るの流石に勇気ありすぎる。

ここのシーンやけにチェソンの態度がデカいんですが、脳内設定で決めてることのせいだったりします。

チェソン君のパパは朝鮮拳法家です。
勝手な想像ですが拳法という戦う技術の偉い人は権力争いも酷なのではと勝手に妄想してます。
なのでチェソン君はボロボロに戦う男たちをたくさん見ていたはずです。
「守るモノのために命を賭けること」を目の前でたくさん見ているはずです。
そして、父のようになれなかった自分に負い目を感じているでしょう。

死を感じる体験によりようやく覚悟をガンギまれる場に立ったチェソンはもう本当に怖いもんなんか無いです。
この時には「化け物に殺されるより人に殺される方が幾分マシ」位に思っています。
チェソンは強いな。

なんですが…
私のRPうますぎなのにサイコロ運がうんこです。
まぁシノグが女神と浮気してるんで私と女神は仲悪いっすよね。まぁ。
一条さんが一緒でマジで良かった…。

秋田さん、斎藤さんの公園探索なんですが後半のトイレのシーン。
あまりにも核心を突いていすぎる。
前日に聞いたスワンプマンの話とそのままで、もう血の池事件はスワンプマンじゃん!スワンプマンについて知ってるあみさんは絶対何か知ってるじゃん!という確定的なシーンでした。
ここめっちゃクトゥルフ神話TRPGっぽいシーンですね。

6:小休憩

ここで前半終了です。
ここ以下は後半の内容になります。
ついてこれてます!!??
自分で書いててエモが爆発しそうです。

7:夕方

オカ板の情報から後半が始まります。
もうこれでぶっちゃけ血の池事件は解決ですよね。
スワンプマンが犯人ですよねもう。
このオカ板の情報は言うて後半冒頭の見せ場ではありません。
見せ場はこっから。

秋田斎藤ペアについにこいつが出てきやがります。
ここ秋田さん勘良すぎ、良く内藤だって気づいたな。
私全然気づきませんでした。

コイツマジで嫌な奴っすよね。
後述しますが最後にはボコボコに殴れて良かったです。

そんで秋田さんの言い方頭良いっすねぇ〜。
私だけでは判断できないので慎重に判断させていただくはチェソン君には言えないですね。
アイツなら「は?要らんが?」って言っちゃいますね。

あとここで気づいたんですがBGM夏壊すBGMじゃない?
後でシノグに聞こうかな。

夜のターン、アミさんの料理なんですが皆さんは砂糖と塩間違えた事あります?
私はあります。
でもそんなに実は変わんないんすよ、マジ。
塩味がメインの料理じゃなければ意外と行けます。マジ。

8:血の池事件の真相

はっきりとアミさんの口から血の池事件、スワンプマンの説明があります。

捕食が下手なスワンプマン概念って何か可愛くないすか?
血までちゃんとごっくん出来なくてこぼしちゃうんですね、可愛いですね。

チェソンは自分がスワンプマンだとしても全然気にしません。
でもそれはそれとして、チェソンはもしスワンプマンを一掃できるチャンスが有ればするでしょう。
自分が死ぬとしたって。
大切な人を殺すとしたって。

ちなみにママを巻き込まないためにお家帰りませんでしたがシノグ曰くママは既にスワンプマンで、お家に帰るとチェソンもスワンプマンになって皆を食ってしまうという話だったようです。

電話2回目ですが今日運良く死ななかったのでもうちょっと話したくなっちゃってます。
もう死ぬやろ!俺!の気分だったので最低限の話しか前回はしなかったですがもしかしたら帰れんじゃね?このまま運良けりゃ、と思い始めてます。

言霊ってご存知でしょうか。
チェソンは最後「女連れて返ってくるわ!」とママに言います。
これを言うことによってそうなる、きっと、という願いとともに電話を切ります。

まぁ、後述しますが、願いは散ります。
は?悲し??

あと回避させてくれよ頼むよ!!!!!
一条さん死んでまうやろ!!!!!!!!!
あと応急手当!!!!!!!!!!!!!
こっちは医者おんねんぞ!!!!!!!!!!!!なぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!

9:内藤との戦闘

コイツマジでダッッッッッル。
すみませんこぶしいいですか!!!!!1クリ!!!!!はいオラァ!!!!!!!!!!!ダメージ1D100ダメボ5億!!!!!!!!!!!!!!

内藤についてはマジで嫌いすぎてあんまり書きたくないくらい嫌いです。
やっぱり私的にTRPGはRPがメインの楽しみなので、RPモリモリにしたいマンで、そうすると感情移入して嫌な奴ってほんっっっっっっっとうに嫌な奴に思うんですよね。
そのおかげと言いますか何と言いますか、戦闘前、中の私の語気キツめですよね。
いつものフレンドさんとの雑談の中とかで「たまにヤムさんヤムゆきになっちゃうからな~」って話すんですがここめっちゃヤムゆきっすよね。
やむゆき「なんかデータとかあるんすか?」

私戦闘シナリオやったことなさ過ぎて仕組みを理解していないところがちらほら見えますね。
また次やる予定のシナリオは戦闘ある予定なので経験積みます。

斎藤さん医療キット落としすぎぃ!!!
今回ダイスの女神銭さんに厳しすぎんか??
あと内藤がこぶしミスった時盛り上がりすぎ。
こぶしってのはなァ~、こうやって振るんだよォ~!!がジョジョすぎん?

戦闘終了後、チェソンはブローチを自分につけようとします。
どういうことかと言うと、この時ブローチ付けている人が「マスター」みたいなものになって力を行使しているのでは?と思ったのでマスター変更をしようとしてます。
でもこういうのって近付いたら終わりパターンが多いっすよねぇ~。
マスターになったらデカいデバフ喰らうだろうとは思ったのですがアミさんや皆が死ぬよりはマシだと思ったんでしょうね。

10:沼男は俺だ

これは正直記憶飛んでて状況理解してなくても自分が沼男になったのは明らかすぎますね。
ここチェソン君はいつも通りヘラヘラしてますがきっと本来であれば限界が来ると思います。
配信内も割とヘラっとしてると言ってますが、それは体が楽だからでしょう。
これで戦闘後のボロボロの体力で自分が人間ではないと思いつけばつらいはずです。
あぁ、家に帰れない。
別に否定的ではないけどもう死んじゃったんだ。
ってなっちゃいますよね。

でもチェソンには目の前に友人が居ます。
助けてくれたアミさんだってスワンプマンです。
実際に自分のと思われる血の池を見て苦しく感じますが、助けてくれてありがとう、とアミさんに話しかけられるほど皆に支えられています。

ここで“母体”の概念が出てきます。
チェソンは手帳の内容を鑑みてもうここで母体を殺そうと思っています。
絶対に。確実に。
まぁ皆もそうでしょうが、ここは後で詳しく書きましょう。
エンディングに関わるので。

そして、内藤はボコボコにしようね!!!!
戦闘に関係なく殴ってくれて嬉しかったです!!!
チェソンが居たらもっと殴ってただろうし!!!!!!!!
ナイスみんな!!!!!!

11:地下室へ

パスワード打ち込み場所、案外すぐ見つかってよかったです。
一悶着あるかもなぁと思ってました。

後アミさんを家おいでよと話しますが別にチェソンはアミさんの事好きではありません。
友達としては好きですが、付き合いたいとかは思っていません。
再び言いますが彼は人たらしです。
本当に下心とかなぁんもなしに、これから住むところ、頼る人が居なくなってしまうかもしれない友人にただそれを提供する。
友達なら普通でしょ?という感じです。
チェソンのモデルになった学生時代の先輩が居るんですが、別にこんな優しい人ではないですがそんな感じの人だったんですよね。
なんか懐かしくなりました。

だからこそチェソンはマクルさんを殴りたくて仕方ありません。
大切な友人の旦那が友人を蔑ろにしている。
そこだけが気に入らなく許せずにいます。
これ、重要です。後述。

後述多すぎ。
・自分がどういう人間か定義するのは自分ではなく他人である話。
・言霊、願いの話。
・“母体”を確実に殺す話。

そして、この章の後述にテーマをつけるとしたら
・“恋”と“愛”の話。

ラストシーン。
回収していきます。

12:ラストシーン

回収1つ目、“母体を確実に殺す話。”

ここで皆は母体を“殺さない”選択を取ります。
でも、もしチェソンがここに居たら100%母体を殺します。
自分がスワンプマンだということを知っています。
大好きなアミさんもスワンプマン。
この数日共に過ごした友人もスワンプマンの可能性があります。
大事な母も、学校の友達も。

それでも、チェソンは母体を殺します。
「天秤は、いつだって重い方に傾く」です。
現在地球には134万くらいのスワンプマンが居ると母体は話します。
134万人殺しても、残りの人類を救う手を取ります。
何なら後で母体を殺さなかったと聞いて怒るかもしれません。
チェソンはそういうやつでしょう。

追記:もしチェソンも一緒に下に行ってたら一条さんと戦闘したかもしれません。
生かしておきたい一条さんと、絶対に確実に殺したいチェソン。
殴り合いが起きててもおかしくないかもですね。

スワンプマンには否定的ではないが、人に生まれたからには人で生きるのが道理と思っています。

チェソンが下に行かなくて良かったのか、悪かったのか。
どうなんでしょうね。
でもこのセッションに関してはエモシーンが生まれたので良しですかね。

シーン変わってマクル、アミ、チェソンです。

アミさんが自分に価値がないと話したとき、チェソンはただ「また料理が食べたい」と言います。
出来損ないだと言うマクルに「アンタだけにとっては」と言います。

例えを2パターンお話します。
あなたに好きな人Aさんがいるとします。
Aさんに「価値がない」と言ってくる人がいます。
それで貴方の中でAさんの価値は下がるでしょうか。
下がらないですね。
あなたに嫌いな人Aさんがいるとします。
Aさんに「価値がない」と言うとします。
それで他のAさんが好きな人の中でAさんの価値は下がるでしょうか。
下がらないですね。

こちら回収2つ目、“自分がどういう人間か定義するのは自分ではなく他人である話”です。
Aさんの価値を決めるのはAさんではなく、「価値がある」と思ってくれる他人です。
貴方の価値を決めるのは貴方ではなく、「価値がある」と思ってくれる他人です。

前に詳しく書いたのに更にまたまた説教臭いほど詳しく書くのは、本当にこのことはチェソンにとって重要で何より私が一番皆に思ってほしいからです。

貴方が自分の価値を見失った時、価値をはかるものさしは貴方の手元にありません。
「価値がない」と言ってくる嫌な人もいるかもしれませんが、「価値がある」という人が1人でもいれば存在だけで人間一人を救うほどな価値があります。
もし5人が「価値がある」と言えば存在だけで人間5人を救える価値があります。
人は簡単に人を救えません。
なのに、存在するだけで人を救うことがあります。

どうですか、あなたの価値、めちゃくちゃあるでしょう?

こんな事書いといて自分で「私の価値なんかねぇやろ」と思うし、私にも嫌いな人はマジで山程います。
こんないい事風な事書いてても普通に「は?マジ嫌いなんですけど。いなくなったほうが世界に有益じゃね?」くらいに嫌いな人とかマジでいます。
でもその人も多分存在だけで数人の助けになってます。
そういう人はさっさとブロックして、「触ってあげない」。
これ大事ですよ。
テストにでます。

さて、話が逸れました。
ここでチェソンはマクルに「行くなら一人で行ってください。もしくは、貴方を一番思っているアミさんと一緒です。」
と言います。
マクルは愛する人を殺した事を認めないために自分がどういう生き物かを自分で決めようとします。
全てを受け止める準備をしてくれているアミさんを無視して。
でも、自分がどういう人間かを決められるのは自分ではなく他人です。
前に書いたとおりです。
「作り物のアミなんかに価値はない!作り物の自分に価値なんかない!自分を認めてしまったら自分の価値がなくなる!」
はい。ここまで読んだらわかりますね。
「あんた勘違いしてますよ」
(↑このセリフこの後半まわりで口癖くらい言ってました。見返して思った。)

次の回収。“恋と愛。”

チェソン君はアミさんに恋はしていませんが愛しています。
マクルはアミさんを愛していますが、それを受け入れられずにいます。
アミさんはマクルさんを愛しています。

チェソン君がアミさんに恋をしていれば一緒に死ぬか無理矢理地上へ連れ戻したでしょう。
でも、チェソン君はアミさんを大切な友人として“愛して”います。
だからこそマクルのアミといてくれを断ります。
そして、アミを行かせます。
愛しているから生かせたいじゃないの?と思う人も居るでしょうが、チェソン君は違います。

愛している友人は、旦那を救うことを使命としているし、望んでいます。
ならば、友人を失うのは苦しいしつらいし、受け入れがたいでしょう。でも、このことに命をかけてきた友人を行かせないのは、更に酷だと思いませんか。
チェソンはここでアミさんはアミさんの考えで動かせてあげるべき、決められるのは本人のみ、というか、え?それ以外ある?と思っています。
そして、子供かつアミさんと数日しかいない俺でもわかること、なんでお前がわかんないの?とか、アミさんがこんなにお前を認めてくれてんのになんでお前そんなにガキなん?ってキレてます。
声が冷たいですよね。
見返してアミさんへ声かけるときとマクルへ声かけるときと声色違って笑った。

ちなシノグ後で「そうなんだよな〜〜〜〜決めるのはアミさんなんだよな〜〜〜〜〜〜〜〜」って唸ってました。

ただ…RPで意識したことなんですが、チェソン君はまだ高校生です。
価値観が成熟して運命を受け入れているとはいえまだ子供なのでめっっっっちゃ嫌だしちょっとの幼稚さを匂わせたかったです。
ので、未練たらしく「これ最後に…これ最後に…」って何回か言います。
ぶっちゃけ未練たらしくしたかったので無理矢理これ最後にネタ探したのでちょっとだけ吃ってます。

最後にアミさんに口紅を渡すんですが、あれはマクルへの牽制です。
「ほら、お前が目離してる隙に愛する女が他の男から口紅なんか貰ってんぞ。ええんか?嫌なら目離さんようにしたらんかい。ま、それお前用やけどな(一枚上手ムーブ)」です。
ちょっと生意気なガキでイイデスネ〜ニコニコ

最後に、“言霊、願い”。
チェソン君は「女連れて帰る」を言霊にして願いをかけています。
それは、別にアミさんと付き合うとか母にドヤ顔するとかそんなんじゃなくて、“誰の命も失わない”、でした。
後日談の時チェソンが泣いたのは、友人の命を失ったことにです。
上記の通り信条的にアミさんを行かせてあげるのが絶対だし、それで失ったらまぁしゃーないと頭では思っていても感情は同じじゃありません。

知識と体験は違う。
良く言いますね。

これでいい。
これでいいはずなのに。
なんだろうな…。

ってやつです。

結局母体が死んでいないのもニュースで知ります。
しばらくは立ち直れないでしょう。

数ヶ月は。

でも、言霊は、願いは叶いましたね。

アミさんは戻ってきます。
きっと皆はパーティしたでしょう。
チェソンママはいっぱいキンパ作ってくれるでしょう。
一条さんの弟は一条さんに紹介されてみんなと仲良くなるでしょう。
一条さんは豪快に盛り上げてくれるでしょう。
チェソン君はベソかきつつ生意気な減らず口叩いてくれるでしょう。
秋田さんはどんちゃんやる一条さんチェソン君にやれやれと笑ってくれるでしょう。
斎藤さんはクールに眺めつつ時々キレよくつっこんでくれるでしょう。

そして、アミさんはまた甘い紅茶を作って笑ってくれるでしょう。

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございます。
エモが爆発しすぎて結局書ききるのに2ヶ月位かかってしまいました。

字数も今時点で9000を超えています。
多分公開後にもあ!これも書きたい!とかで直すと思うので10000行くかもしれないですね。

今の時点でそのくらいもっと書きたいことあるんですが文才がないので上手くまとめられたこの状態で公開とします。
別に今の状態も支離滅裂ですが。
上手く文が纏まり次第追記していくんじゃないかなぁと思います。

最後に、チェソン君が好きな言葉に「心は自分以外にしか見えない」があると言いますが、とある歌の引用です。
そちらの歌をチェソンくんのテーマソングとして貼って最後にしたいと思います。

沼男は、誰だ。

https://youtu.be/xoegIRm8uqs?si=xHMHJJXYhD8LbsVA

むかしむかしのきょうのぼく


各種リンク

KP:雨風シノグ

PL:雨風ヤム

  Harusato(サムネも頂いた!ありがとう!!!)

  古銭銭

  マーティ

配信URL
:前編

:後編


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