初めて会社員になる君へ#6保険

会社の昼休みになると、どこからともなく現れるおばさん。そう、それは保険営業の皆さん(主に生命保険)です。新社会人は絶好の標的です。

4月の入社を待つまでの今の時期、自分のライフプランを考える中で、生命保険についてもよく調べておきましょう。

独身者に生命保険はいらない、という雑な主張をする人がいますが、私は独身者にも生命保険が必要と考えています。理由はいくつかあります。

①若いうちに加入しておけば低い月額保険料で生涯にわたる保険に加入できる。これは大きいメリットだと思います。継続は力です。②貯金が苦手な人でも半強制的に貯蓄できる(掛け捨て保険は除きます)。③万一自分が死んでしまっても親や親族に金銭的負担をあたえずにすむ。④支払った保険料の一部は年末調整で控除され、節税になる。

まず決めるのは、どんな保険に入るか?です。保険の種類やオプションは無数にありますから一概に言えませんが、一つおすすめするのは、一般的な生命保険又は変額保険で、保険料支払が60/65歳まで、満期/解約時の払戻しがあり、保障が生涯続くものです。月に5千円でも1万円でもいいのでこれに一つ加入しておけば、貯蓄ができます。(どうしてもの時は解約も可能です)

次に保険会社選びです。これも重要です。ぶっちゃけ言うと、問題だらけのかんぽや、昔ながらの生命保険会社はおすすめできません。考えてみてください。毎週のようにやってくる保険のオネイサンにかかる人件費は、保険料が原資です。ネット完結型または精鋭の営業マンだけで運営している保険会社を選びましょう。ただ、ネット完結型は商品の種類が限られており、相談もできないので、生命保険についてはすばり「S生命」がおすすめです。

S生命の営業は、自社の保険商品の強み・弱み、他社商品の優位性をきちんと把握し、押せ押せの営業はしません。的確な情報提供と選択肢を提示してくれます。

なお、ネット完結型の保険は、自動車保険や、定期生命保険、入院保険、がん保険などの掛け捨てまたは損害保険で利用するのが賢いと思います。

「もう生命保険には入っています」は強力な断り文句です。入社するまでの今の時期、楽しく自分のライフプランを考え、保険選びをしておきましょう。自分で考えたり調べたりするのが面倒くさい人は、信頼できてスキルのある営業マンに相談しましょう。さあ、人生を楽しみましょう!

次の記事では、「仕事の時間」について書きます。

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