初めて会社員になる君へ#5カード

カードといっても色々ありますが、もっているだけで信用を損なうのは消費者金融のカードです。これはキャッシングやカードローンと呼ばれていますが要は手軽に借金する為のカード。まともな社会人は持ちません。まともな社会人がお金を借りるのは「銀行」です。○○銀行の教育ローン、住宅ローン、自動車ローンです。ただ近頃は、銀行が消費者金融と組んで、ややこしいカードを発行したり、○○銀行カードローンという商品もありますので、注意しましょう。いずれにしてもキャッシング・カードローン系のカードは所持厳禁&交際相手が持っていたらすぐに別れたほうがいいです。

その反面、クレジットカードは1枚あると便利です。ネットショッピングで使えますし、ポイント還元で少しお得になったり、大きな買い物でもまとまったお金を持ち歩く必要もありません。(海外によく出かける場合はブランドの違うカードが2枚あると安心です)

ただし、クレジットカードにも「キャッシング枠」(=ただの借金)や「リボ払い」(=利息だけ延々と払い続ける借金)といった便利な「罠」があります。カード会社からしたらキャッシングやリボを利用する客は利益を生み出す優良顧客なので、キャッシングやリボを使わせるためのキャンペーンを打ってきますが、そういうキャンペーンはガン無視しましょう。

クレジットカードは唯一正しい使い方である一括払いの買い物(ショッピング)だけを利用しましょう。カードを作るときに「リボ・分割枠」や「キャッシング枠」を0円に設定し、ショッピングの利用枠も必要最小限にしておきましょう。(大きな買い物をしたいときは一時的に上限アップできます)

年会費がかからないからといってクレジットカードを何枚も作るのはよくありません。よく調べてお気に入りの一枚だけにするのがスマートです。

カードローンでも、クレジットカードでも、銀行のローンでも、あなたのすべての金融情報は、すべての銀行、カード会社、携帯電話の会社に共有されていることを忘れないでください。若いときに安易にカードローンやクレジットカードのキャッシングを利用していると、あとあと住宅ローンの審査に通らない場合があります。うっかりミスで支払いが遅れてもすべて記録に残ります。ショッピングであっても返済の延滞は厳禁です。

くれぐれもカードの罠にひっかからないようにしましょう。弱い私達は本当に十分に意識していないと、カードの罠に簡単にかかってしまうのです。オレオレ詐欺は違法ですが、カードローンやリボ払いは合法なので、厄介です。利用は犯罪ではありませんが、非常に悪い結果を招きますので、気をつけましょう。

欲しいものはお小遣いを貯めてから買うか、ボーナスをもらった時に買いましょう。(親におねだりするという裏技もありますw)。それ以外に健全な方法はありません。

さて次回は、「保険の勧誘がしつこい」のネタを書きたいと思います。

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